3話 ページ7
Aside
「…じゃあ、お疲れ様!」
「りっちゃんお疲れ様〜!」
同じ会社でお友達の真中 律…通称、りっちゃん。
場所は違ったんだけど、りっちゃんも出張で帰りの新幹線がたまたま同じだったんだ!
りっちゃんと、駅のホームで別れると、私も帰るために改札へ向かおうとした。
「……あ…。」
私の目線の先には、おばあちゃん。
ここの駅は混むからエレベーターもすごく混む。
それを分かっているのか、おばあちゃんは重い荷物を片手に杖をつきながら階段を上がっていた。
「…大変!」
慌てて、近くのベンチに荷物を置くとそのおばあちゃんに駆け寄る。
転んじゃう前に…。
「お手伝いしますよ!」
「…まぁ、ありがとう。」
「お気になさらず!
…どこかに行かれたんですか?」
「孫のところにね……。」
「お孫さんですか!
楽しかったですか?」
「えぇ、えぇ。とっても。
娘がこんなに沢山お土産をくれてね。」
嬉しそうに話すおばあちゃんを見ていたら、私も笑顔になっていたようで。
頬が緩んでいたのを感じた。
「ありがとう、もう大丈夫だよ。」
「大丈夫ですか?
なんなら、改札の手前まで…。」
「いいや、大丈夫。
お嬢さんの荷物も心配だからね。」
「え?…あぁ!
大丈夫ですよっ、貴重品は持ってきてますし!」
貴重品はいささか置いておけないよね!
肩から掛けてる薄桃色のバッグに全部入ってるもん。
「いいんだ、ありがとう。
優しいお嬢さんだね。」
おばあちゃんは私の頭を撫で撫でしてくれると、そのまま会釈をして残りの階段を上っていった。
『ありがとう』
そう言われて少し嬉しくなった。
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アリア(プロフ) - しゅがーさん» ありがとうございます!ご期待に添えられるように頑張ります!! (2016年9月4日 18時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがー(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませていただいてます、とても楽しみにしてるので、頑張ってください! (2016年9月4日 7時) (レス) id: d403e94bcc (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - もやしらすさん» またまたコメントありがとうございます!!私、luzくんも好きで…笑笑ほんとに、自己満足で書き始めたんですけど、色んな方に読んでいただけて嬉しいです!これからも頑張りますね!! (2016年8月30日 23時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
もやしらす - お久しぶりです!大量更新ありがとうございます!そらまふに加えてluz君まで…(´∀`*)私得です!部長さんもカッコいい…!!この作品大好きです!これからも更新楽しみにしています!頑張ってください! (2016年8月30日 13時) (レス) id: de9fd1aa9d (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - ミイ@かけもち魔の人さん» ありがとうございます!色んな方に読んで頂けて、こうやってコメント頂けてすごく嬉しいです!!頑張ります!!! (2016年8月27日 23時) (レス) id: a87fd7c231 (このIDを非表示/違反報告)
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