【銀魂】不器用つんでれーしょん。<土方十四郎>

沖「ハナから看病してもらうつもりだったろィ」 ページ24

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『おはよう、トシ！』


土「…はよ」


『あれ、トシ何でマスクしてるの？』


土「昨日ので喉がやられちまったんだよ」








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿どうも調子が狂っちまう。



昨日のAの言葉がまだ頭から離れずにいる。





どうせあんなの、ガキの約束だ。

時がたてば忘れちまって水に流すことになるだろう。

今まではそう思っていた。


でもAの方は本気だったみたいで。

いや俺だって決して本気じゃない訳じゃねェ。


Aめちゃくちゃ可愛いしこんな嫁さん貰えるもんなら貰いてェよ全然ウェルカムだよむしろプリーズカモンだよ。




アレ？

俺今さりげなくとんでもねぇ事言わなかっ…………







『どうしたの？さっきからぼーっとしちゃって』


土「あ？何でもねェよ」


『ねぇトシ、』


土「……何だよ」





『私、トシが好きになってくれるように頑張るね！

絶対振り向かせてみせるから』




土「お、おう……；」









あぁ……すげーモヤモヤ感。

つか、胸ん中でドロドロした何かが渦巻いてる感覚だ。


土「風邪……のせいじゃなさそーだな」









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・







教室〜



沖「土方さーん…一体どうしたんでィ」


土「あァ？何でもねぇよ((ｶﾞﾂﾝ!ｶﾞﾂﾝ!ｶﾞﾂﾝ!ｶﾞﾂﾝ…」


沖「机に頭打ちつけてる奴のどこが何でもないんでィ。

元からおかしいと思ってたがついに狂っちまったか。

永遠に眠らせて差し上げやしょうか？」


『トシ…顔真っ赤だよ？お熱でもあるんじゃない？』





Aは心配して俺に近寄ってきた。

そして……








【ぴと】


『うーん…ちょっと熱っぽいかも』






自分の額を俺の額にくっつけてきた。





土「なっ……にやってんだお前！」


沖「あー土方さんだけずるいでさァ。

A…俺も熱はかって下せェ。熱っぽくて苦しいんでさァ……」


土「お前のはわざとだろーがァ！」


『総悟もお熱あるの？いいよ』






A…真に受けてるし……


あ、ヤベ。

本当にしんどくなってきた。


こうなりゃ早退するしかねぇか？

でもまだ2時間目じゃねーか。




クソッ、今日は5時間目の体育がフォークダンスだから帰るわけには行かねーってのに…！







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銀「イケない課外授業ッ！」沖「フォークダンス！」→←淡い残像と幼い約束。

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沖田

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