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6.救いようのないバカにおせっかいを ページ8
「なずにゃん、Aがどこにいるのか知らない?」
屋上で言ったようにAと勝負するため軽くストレッチをしていたらAの姿がないことに気付いた。
「ん?あ〜Aなら生徒会室に用があるとか言ってさっき出ていったみたいだぞ」
「何でAが生徒会に用があるわけぇ?」
「なんか廊下走ちゃったとかブツブツ言ってたな」
説教か、と心の中で呟く。
Aが廊下を走って怒られている姿は容易に想像がつく。というか、何度もその姿を見ている。
「ねぇ、なずにゃん」
「どうしたんら〜?」
「ーこれって不戦勝だよねぇ」
もともと、負ける気なんてさらさらなかったけど。
ていうか、Aって球技全般が終わってるくせにすぐに挑発に乗るからねぇ
ほんと、Aってバカだよねぇ
ー本当に色々な意味で
そう思いながら上を見上げると生徒会室の窓からAの姿が見えた。
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作者名:まかろーん | 作成日時:2016年5月25日 13時