同居生活始めます second (ページ10)

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帰国子女！？ページ10

彩side

そして私は瑛飛に校内案内をすることになってしまった。

なんで私が案内しないといけないの？

他にもたくさんしてくれそうな人いるのに！

ていうかこんなイケメンでしかも背が高いからめっちゃ目立ってるよ。

瑛「なあ、さっきから視線がめっちゃすごいんだけど。」

彩「それは瑛飛のせいだよ！ていうかこういうの慣れてないの？」

こんな顔してて慣れてないのはおかしい。

瑛「俺、引っ越す前は海外に住んでたから。」

彩「海外！？てことは帰国子女！？」

瑛「あっ、そういえばそうなるね。」

へ～、瑛飛が海外か～。

じゃあ、モテないね。

前に、日本と海外では外見の好みが真逆って聞いたことがある。

だからもし、日本で言うとイケメンだとしても海外だとモテないんだって。

いや、瑛飛のレベルだとモテないどころじゃないね・・・・・

じゃあ、こんなに視線を向けられることはないんだ。

彩「瑛飛。これからいろんなことがあると思うから覚悟しといた方がいいよ。」

瑛「どゆこと？」

まあ、もう少しすればわかるだろう。

彩「ていうかどのくらい海外に住んでたの？」

それ気になる。

瑛「えーっと、小学校上る前だから、」

そして瑛飛は指で数え始めた。

え、もしかして考えたことなかった？

瑛「・・・・・８年だ！」

彩「じゃあ、英語とかも喋れるの？」

瑛「一応。あっ！フランス語とスパニッシュも喋れるよ。」

彩「フランス語とスパニッシュも！？」

瑛飛はもちろんと言うような顔をしている。

瑛「だって海外って大体学校でフランス語とか、スパニッシュも習うから。」

こいつ、予想以上にすごかった。

あ～、フランス語、教えてもらいたいな～。

ついでにスパニッシュも！

彩「あ、あの～。」

瑛「何？」

彩「私に・・・・・教えてくれますでしょうか。」

すると瑛飛がパッと明るくなった。

え、ここって明るくなるところ？

瑛「もちオッケーだよ！俺、誰かに教えてみたかったんだ！」

へー。

瑛「じゃあ、今度教えてあげる。」

あっ、そうだ！

彩「ねえ、今日はどう？私と一緒に住んでる子と勉強することになってるんだ！」

瑛「え！？マジでいいの！？」

彩「もちろん！」

そして今日の勉強会に瑛飛も加わることになりました。