同居生活始めます second

男子トーク ページ18

瑛飛side

そして上杉は俺の正面に座った。

上「お前さ、なんの目的で立花に近づいてんの？」

は？

目的？

瑛「目的なんてないけど。」

するとあいつはすごい疑っている目で俺を見ている。

こいつ、俺のこと1ミリ、いや、1ミリ以下も信用してないな。

上「一つだけ言っとく。絶対、立花に下心を持つんじゃねーぞ。」

瑛「なんでそんなこと言うの？」

上「どんどん増えるとめんどいんだよ。男なら分かれよ。」

そしてそっぽを向いてしまった。

は〜、なるほどね。

瑛「ねえ、上杉。」

俺は少しはにかんだ。

瑛「お前、彩のことが好きなんだろ。」

するとみるみると顔と耳が赤くなっていった。

上「は、は！？／／／／そんなんじゃねーって！てか、そんなん、聞くことじゃねーだろ！」

瑛「やっぱ好きなんでしょ？」

上「だから違うっつってんだろ！」

瑛「上杉、一つだけ言っとくよ。」

俺のからは笑顔が消え、真剣になった。

瑛「自分の気持ちに嘘ついてっと後悔することになるってこと。」

俺は冗談で言ってみた。

俺が彩のことを好きだと上杉に思い込ますために。

上「お前、マジなんなんだよ！」

そして上杉はリビングを出て行ってしまった。

俺、そんなに悪いことしたかな？

本当は→←オトコ？

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