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親戚? ページ13

翼side

しばらく探していると2人の後ろ姿が見えた。

いた!

俺は走って2人に近づいた。

翼「アーヤ!」

するとアーヤは足を止め、振り返った。

彩「翼!?どうしているの?」

そんなのアーヤに会うためにきまってんじゃん。

翼「俺も行く。」

2人きりにさせるなんて絶対にしたくない。

瑛「なあ、こいつ誰?」

は?

お前こそ誰だよ!

こっちが聞きたいわ!

アーヤを見るとなぜか焦っている。

正直に話せばいいのに。

翼「心の友だよ。」

俺はストレートに言った。

別に隠してるわけじゃないし。

瑛「へ〜。そうだったんだな。彩もこんな美貌の心の友を持ってて羨ましい。」

こいつ、今アーヤのことを名前で呼んだ!

俺だってまだなのに!

翼「彩?」

俺はなるべく冷静にした。

瑛「え?だってこいつ、立花彩だろ?」

そうじゃない!

なんなんだよ。

こいつも天然か?

翼「ねえ、アーヤ。」

こいつに聞いても無駄だと思い、アーヤに聞くことにした。

翼「こいつとどんな関係なの?」

しばらくしてアーヤが口を開いた。

彩「私の親戚。」

親戚?

アーヤの?

瑛「は?」

翼「それほんと?」

するとアーヤは必死になって頷いた。

ん〜、親戚ってのは事実なのか?

ていうか、どうしてそんなに必死になってるの?

まあ、今は身を引いとこうかな。

いずれ教えてもらおう。

翼「ふ〜ん。・・・・・うん、わかった。」

瑛「え?」

さっきからこいつは何してんだ?

彩「翼、ちょっと瑛飛借りるね!」

そしてアーヤはあいつと廊下のすみに行ってしまった。

瑛飛・・・・・・か

アーヤも名前で呼んでんのか。

なんか腹たつ。

アーヤは何やら必死になって、如月に何かを言い聞かせてる。

何しゃべってるんだろう。

すごい気になる。

ていうか俺、すっかり忘れられてない?

しばらくして、アーヤたちが戻ってきた。

翼「ずいぶん遅かったね。」

彩「あははは。」

アーヤ、顔がすごい引きつってるよ。

翼「もしかして忘れられてた?まあ、いいや。早く行こ。」

そして俺はさっさと歩き出した。

親戚・・・・・・ほんとなのかな。

そんな疑問をいだきながら。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 上杉×アーヤ   
作品ジャンル:恋愛
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椿姫 - 面白いです!続き待ってます〜‼ (2022年4月13日 19時) (レス) @page43 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - 続き待ってます! (2022年2月9日 21時) (レス) @page43 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぁぁ - もっと書いて〜 (2021年1月6日 17時) (レス) id: 23a3c8bd44 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - 面白いです。 最高です! (2020年4月14日 21時) (レス) id: ba0f7c8075 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - アオちゃんさん» 時間が出来たら書きますね! (2020年4月9日 6時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年9月14日 7時

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