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tragedy 25 ページ25

私は頭の整理ができず混乱していると黒木君が丁寧に教えてくれた。

「まあ、サンタは本当は実現しない。でも、小さい子供はそのことを知らないだろ?」

私、小さい子供じゃないのに知らなかった…。

私は口には出さず黒木君の話を聞くことにした。

「世界中にはたくさんの子供がいる。つまりサンタを信じる人間がたくさんいるってこと。もし、サンタが実現するという想いがサンタを生んだとしたら?」

想いがサンタを生んだ?

「それって、理論的に可能なの?」

すると黒木君は少し肩を上げた。

「いや、人の想いだけで意志を持つものを生み出すのは理論的に不可能。一生かけても出来ないよ。」

「結局、サンタは実現しないってことになるじゃん。」

「じゃあ、もしそれが理論的でも科学的でもなんでもなかったら?」

それって、つまり…?

「つまり、魔法ってこと、かな。」

魔法!?

それもっとあり得ないよ。

子供でも魔法はないって思う子だっているのに。

「でも、魔法だって実現しないよ?」

すると黒木君は何故かクスクスと笑い出した。

え…?

「本当の魔法ではないよ。たとえで言っただけ。」

あ、たとえか。

びっくりした…。

「この世には理論的・科学的根拠が絶対にあるものばかりではないでしょ?例えば宇宙にあるブラックホールとか、タイムマシンとか、パラレルワールドとか、他には霊とかも。」

そう言われればこの世には現代の人間では一生調査しても解明できないような不思議がたくさんある。

「つまり、サンタもその一つだってこと?」

私はようやく少し黒木君が言っていることが理解できて聞いてみた。

すると黒木君は頷く。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , クリスマス   
作品ジャンル:ミステリー
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名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの!?めっちゃ嬉しい、ありがとう! (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく!話すんだったらボードで話さない?占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか? (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう!みふぅ!これからよろしくね! (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません!タメ口でいいですよ!じゃあ、なもって呼びます! (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます!早速ですが、タメ口で話しませんか?私の事は『なも』と呼んでください!返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年12月25日 6時

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