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tragedy 18 ページ18

「それ、信じられないね。」

小塚君がきっぱりと言った。

「どんな方法を考えたって現代の技術で雪の落下の速度を人工的に下げることはできない。それにサンタなんてこの世に実現なんてしないんだから。」

「え、実現しないの?」

私は思わず口に出してしまった。

すると書斎にいた全員が私を驚いた目で見た。

え、私変な事言った?

「アーヤ、もしかして本当にサンタがいるって思ってるの?」

小塚君が確認するように聞く。

私はゆっくりと頷いた。

「おい、マジで言ってんのかよ。」

「アーヤの鈍感な発言には切りがないよね。」

みんながすごく呆れているように見える。

すると上杉君が三年生に1+1でも教えるかのように言った。

「立花、いいか、よく聞け。サンタはいない。サンタクロースっていうのは作り出した幸福を与えてくれるキャラクターみたいなもんなんだよ。」

私はそれを聞いて口をあんぐりさせた。

そうだったんだ…。

初めて知ったか。

「そうなんだね。じゃあさ、サンタクロースの起源って何?」

私は上杉君の言葉をすぐに信じた。

だって上杉君が私相手に冗談を言うはずがないから。

若武が相手だったらあり得そうだけど。

「サンタの起源は約280年前、お金持ちで裕福だったセント・ニコラウスという人物が貧しい人に財産を分け与えたことから始まったんだ。19世紀に入り、アメリカやイギリスでクリスマスはお酒を飲み、大騒ぎをする行事となってしまい、その様子に家族であたたかくお祝いしたいという人達が現れた。そこで子供達に贈り物をする守護聖人、セント・ニコラウスが再登場したんだ。」

私は思わず拍手をしてしまうところだった。

やっぱり天才は色んな事を知ってるんだね。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , クリスマス   
作品ジャンル:ミステリー
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名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの!?めっちゃ嬉しい、ありがとう! (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく!話すんだったらボードで話さない?占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか? (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう!みふぅ!これからよろしくね! (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません!タメ口でいいですよ!じゃあ、なもって呼びます! (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます!早速ですが、タメ口で話しませんか?私の事は『なも』と呼んでください!返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年12月25日 6時

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