アーヤがちっちゃくなっちゃった！? part 2

言い争い ページ3

黒木side

キッチンに行く途中、キッチンから言い争いの声が聞こえた。

勿論、小塚と若武の。

俺はそっとキッチンを覗いてみると小塚と若武が何故かジャガイモを持ちながらいがみ合っている。

黒「おい、何やってんだよ。」

俺が声をかけた瞬間、二人同時に俺を見た。

若小「あっ、黒木！聞いてくれよ/聞いてよ！」

黒「おお、息がぴったりなようで。それよりなんでこんな状況になってるのかを説明してくれ。」

小「今日の夕食、カレーにしようと思って若武にジャガイモ切ってって言ったらね、若武が洗いもせずに切ろうとしてるんだよ！？」

小塚はあり得ないでしょ！？、というような表情をする。

ていうか若武、ジャガイモぐらい洗いなよ。

若「別に洗わなくったって味はいっしょだろ！？」

小「そういう問題じゃないよ！お店に売ってるような食材は畑から取ったものをそのまま仕入れてるから畑の土とか、土の中に含まれてる危険な生物だってくっついてるかもしれないんだよ！？」

若「いや、大丈夫だって！！」

小「駄目だよ！！！アーヤがお腹痛めたら若武のせいだからね！？」

あっ、小塚、アーヤ以外の奴はどうなっても構わなさそうだな。

それより、このままだと一生続くな。

黒「お前ら、ここまでにしてさっさと夕食作って。あと若武、若武が３歳ぐらいの時に履いてた靴ってまだある？２足貸してほしいんだけど。」

若「ああ、それなら玄関のとこの靴箱に入ってるから。」

黒「じゃあ、ちょっと３人を連れて公園に行ってくるからそれまでに料理作っとけよ。もしまた言い争いでもしてたら今日は2人仲良く草むらで野宿だからね(黒笑)」

若小「了解しました！！！」

黒「じゃ、行ってくるよ。」

そして俺はキッチンを出て、アーヤ達がいるリビングへと戻った。

公園へ→←小さい３人

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