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集合 ページ3

私は今、秀明にいる。

詳しく言うとカフェテリアにみんなと。

今日は若武から突然集合がかかった。

正直突然すぎてイラッときたけど。

だって秀明に向かってる途中、家から私を追いかけてきたお母さんに若武から集合のことを聞いたから。

できれば学校に行く前に連絡をしてほしかった。

ちなみに若武はいない。

私よりも遅くなるなんて有り得ない。

突然集合かけといて当の本人は集合に遅れるとか。

すると若武が息を切らしてカフェテリアに入ってきた。

そして一番に文句を言うのは決まっていつも言い合いをしている人物。

「おい若武!急に集合かけておきながら何俺たちを待たせてんだよ!!」

上杉君は若武を見た瞬間、椅子を鳴らして立ち上がって文句を言った。

「わりー、ちょっと先生に捕まっちまって!」

そしてそのまま若武は空いている席に座った。

「若武、テストの点数のことでいろいろと言われてたもんね。」

黒木君が顔に笑みを浮かばせながら尋ねるように言った。

「黒木!それは言うな!」

若武、今回のテストの点数、悪かったんだ。

先生に怒られるほど。

もう、呆れた。

怒る気もしないよ。

ふとみんなを見ると全員呆れ顔をしていた。

でも一名、理解できていない人が。

「お前らなんのこと言ってんの?先生に捕まったってどういうこと?」

それは忍だった。

いや、忍以外、理解できない人はいないか。

「若武は今回のテストで悪い点を取って先生にさっきまでお説教を受けていたってことだよ。」

「なるほど、そういうことか。」

翼の説明で忍もようやく納得したようだ。

忍はどこまで天然なんだろうか。

いや、天然ではないのだろう。

ただ遠回しに言っていることが理解できていないだけであって。

つまり国語の知識が浅いということか。

なるほど、そういうことか。

私は一人で納得し、満足。

「それより、集合の理由は?」

今まで黙っていた小塚君が口を開いた。

「あっ、そうだった。」

ずっと忘れていたような口調だったから上杉君の頭に血が上った。

「お前が集合かけたんだろうが!!」

「まあまあ、怒るなって。で、集合の理由は、」

そしてやっと会議が始まった。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 黒木×アーヤ , 黒木貴和   
作品ジャンル:恋愛
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ミッキ(プロフ) - 復習が復讐になってますね (2022年7月16日 15時) (レス) @page22 id: 309455b65e (このIDを非表示/違反報告)
莉彩 - 私もいつか書いてみたいです (2022年2月23日 15時) (レス) @page33 id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
莉彩 - とっても面白かったです。マカロンyさんのほかの作品もよんだけどどれもおもしろかったです (2022年2月23日 15時) (レス) id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - って、他の人が言ってましたね^^; (2022年2月13日 22時) (レス) id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - 復習が復讐になってますヨ (2022年2月13日 22時) (レス) @page22 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年10月2日 5時

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