条野さん家の住み込みメイド (ページ6)

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月曜日の昼のメイドさん４ページ6

『コンピューター室？•••何で情報を出したまま•••？』

そして私はある情報に目が向いた。

『”異能開業許可証”•••？何だこの情報は。』

私はコンピュータ室にあった椅子に座って情報を読み始めた。

”森鴎外、異能特務課に「異能開業許可証」の発行を求める。”

『え”ッ！首領(ボス)いつの間にそんな交渉を•••』

”其の引き換えに、ミミックを残滅するらしい。”

『”ミミック”って海外の異能犯罪組織の奴等じゃない？ww』

私は情報をずっと読んでいると、ある情報に言葉が出なくなってしまった。

”異能特務課はそれに応じ、森鴎外の指示の下で坂口安吾、ミミックに潜入する事を決定。”

”坂口安吾、異能特務課のエージェントであり、ポートマフィアに潜入中。”

『•••••』

しばらく沈黙していると銃声が地下室に鳴り響いた。
私は左肩を打たれてしまった。

『？！しまった•••!!!』

そして私はナイフを取り出すとヤツの喉を引き裂いた。
すると銃声に気付いたのか、部下達が集まってきた。

「A幹部大丈夫ですか？！」
「左肩撃たれてるじゃないですか！！私、手当てします!!!!」

『あぁ、ごめんね。幹部なのに恥ずかしいなぁ•••』

「いやいや、俺達も頼ってくれる方が嬉しいっス！」

『チャラいね•••』

手当てをし終わると、また探索を再開し始めたが、

＿＿＿＿＿＿そんな部下達に優しい手当てをしてくれるのはこの日が最後となった。

＿＿＿＿＿

地下室の探索が終わり、部下達も地上に戻っていると思い地上に戻ってくると部下達の姿は無かった。

『なぁ太宰、織田作、私の部下達を見なかったか？』

近くに居た太宰と織田作に聞いてみるとまだ地上に戻って来ていないと云う事だった。
••••珍しい。いつもは私が1番探索から出るのに遅いと云うのに。

すると首領(ボス)から通信が入った。

＿A君、今すぐ本部に戻って来てくれないかね？＿

『えっ•••いやでもまだ部下達が•••••(((「絶対命令だ。」
　

『••••はい、分かりました。直ちに戻ります。』

「本部に戻れとでも言われたか？」

『うん、そう云う事だから織田作と太宰、ちょっと私の部下達が帰ってきたらよろしくね。』

••••まぁ私だって首領(ボス)に聞きたい事があるから。