条野さん家の住み込みメイド (ページ33)

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木曜日の昼のメイドさんページ33

PM 12：20＿＿

『お腹が空いたなぁ••••』

そう、私は昨日の夜は何も食べていないし、朝も食べていなくてとても腹ペコ。
この手錠、壊せないかなぁ•••

そして私が膝で手錠をガンッとぶつけると、手錠は壊れた。

『え、この手錠ショボ過ぎんか？？絶対異能力者捕まえても逃げられるくね？？？
　まぁ、そんな事はどうでも良い！まずは腹拵えだ！！』

そして私は着けられていた黒い布を取ると、キッチンの方へ向かったのだった。

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PM 12：20

猟犬＿＿

条野side

私が休憩時間の時に休憩していると燁子さんが一人で雑誌を読みながらキャッキャ言っていた。

「副長、何を一人でキャッキャ楽しんでいるのですか？」

「女は男にどんな事されたら嬉しいのかと其の逆のデータが書いてある資料じゃ！
　実に興味深いぞぉ？」

「どう言う内容か教えてくれませんか？」

「う、うむ•••(なんか凄い食い気味なんだが•••)
　まず女はちょっとしたサプライズや内面を褒めると女は嬉しくなったり、喜んだりするらしいぞ！
　あとは愛の気持ちを伝える事らしい。

　何だ条野、好きな女でもおるのか？(ﾆﾔﾘ)」

燁子さんはﾆﾔﾘと笑ってきた。しかし、此処で素直に答えれば揶揄われるに違いない。

「いえ居ませんよ。何言ってるんですか副長。」

そして私はその場を去った。

もし私がAさんに愛の気持ちを伝えたら如何受け止めるのでしょうか••••