中也さん、今日も素敵ですねｯｯ!!! (ページ10)

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今日も素敵な中也さん１０ページ10

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中也side

ある昼下がりのオフの日の事だった。

「なァ、A。
　テメェは何かやりてェ事はあるか？」

俺は掃除をしているAに質問した。
Aは長く持って後1ヶ月。
だが、其れ迄に沢山の記憶(思い出)を作っておけば未だ生きれる筈だと俺は考えた。

『え？やりたい事、ですか？••••んー、あ！
　ありますあります！！ちょっと持って来ますねｯｯ!!!』

するとAはバタバタと大きな足音を立たせて何処かへ行ってしまった。

••••もう少し静かに歩け。
暫くするとAは戻ってきた。

『ジャジャーン！見て下さい！！此れが私の、

　”中也さんとやりたい事ノート429!”

　ですｯｯｯ！！』

「は？？？俺とやりたい事ォ？」

意味が分からねぇ。
つーか何でコイツはそんなに俺に着いてくるんだ？

『そうです、今は429個中312個達成しているんです！
　あ、429個は中也さんの誕生日なので429個と設定してあるんですよ！！
　なので•••後は117個ありますね！
　えっとじゃあ、313個目の”一緒に料理をする”ってしてもらえますか？•••••。』

Aは俺より小さい。
だからなのか、愛嬌がある。小動物の様に。

其れに、何故だか助けたいと云う気持ちがある。
もし是をしてAの思い出が増えるのなら、俺はやる。

「先ずは掃除が終わったらの話だ。」

『え？！やってくれるんですねｯｯｯ!!!!
　頑張ります、頑張ります！！中也さん、神！！女神様！
　私、魂を込めて掃除をさせていただきますｯｯ!!!
　あ、靴も舐めm』
「やめろ、気持ち悪ィ。」

『はーい••••』

ったく••••コイツは飛んだ変わり者だ。

今思ったんだが、Aって•••••

何歳なんだ？？？