【ハイキュー】お姫様？そんなものうちにはいませんが？【青葉城西】 (ページ17)

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Princess 14 ページ17

園崎side

鈴香から聞いた話、意外と厄介そうな予感がする

え、口調違う？本当はこういう口調だよ。っスとかずっと言わないよ

じゃなくてA！！

マジで情報が集まらないんだよなー

やっぱりまだ入学したばかりっていうのが特に厄介

誰も部活に入ってないから、部活で聞いた情報とか先輩からの情報とかがないんだよね

これはまいった。鈴香を頼りにするしかないなー

鈴「あ、いた律歌。どう？集まった？」

律「ごめん、ぜんぜん集まらなかったっス……皆知らないみたいで」

鈴「やっぱりか…………2年もそんな感じなんだよね。いや、多分この時期だから”まだ”教えないみたいな感じがした

話聞きに言ったときもなんだろう………監視されてる、みたいな視線があったから」

律「やっぱり大きなことが動いてそうな予感するっスね」

国「なにこそこそやってんの。てかなにA放置してんだ」

くっ………国見英！？！？なんでここに！？！？

いやアンタこそAのそばにいるべきじゃないの！？

というかなんでここに！？！？(2回目)

国「…………別に俺も調べたいことあったからうろついてただけ。お前らこそなにしてたんだよ」

律「なんで考えてることバレてるっスか！？」

鈴「顔に……書いてあるからじゃないかな……？……別に私達も調べ事よ」

国「入学早々調べ事ねぇ。何を調べてるんだか」

国見はいつもAと一緒、ってことはこの話も知っている可能性が高いんじゃ………！？

それなら話す価値ありそう！！

「「ねぇ律歌/鈴香

………考えてることは同じか/同じっスか」」

鈴「国見くんに聞いてほしいことがあるの」

そんなわけで国見に話してみました

特に表情が動くとかする訳じゃないから面白くないけど真剣には聞いてるんだな

………寝てないよな？

あ、

やっぱり、バレー部の話だとちょっと嫌そうな顔する

国「待って。一個聞いていい？

バレー部の”お姫様”

ってなに」

律「私達が知るわけないじゃないっスか！！」

鈴「え、国見くんも知らないの？なら協力しない？私達は”お姫様”についての情報を渡す。貴方はAの近辺についての情報を渡す。どうかな？」

国「わかった。お前、案外ずる賢いな」

鈴「褒め言葉として受け取るね」

なんだこの冷戦は…………こわ……