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26 - 高2 体育祭 Daiki Side ページ27

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- 大貴side



今は体育祭の片付け中。
総合優勝は青組だった。



来年は絶対に優勝する。



あと涼介に騎馬戦でリベンジする。



部活対抗リレーはサッカー部が優勝した。



騎馬戦でケガしてたから別のメンバーと交代するようにしつこく言われたけど頑なに断った俺。



結果的に問題なく走れたし。
まぁ俺が走る前に大差つけてくれてたのは知念だけどさ。



騎馬戦でもリレーでも良いところ見せて、これは知念ファンが増えそうだなぁ…なんて。



琴音「大貴先輩、いい加減私たち付き合いましょう!」


「だーかーら!付き合えないって!
…ははは、も〜しつこいなぁ!」



体育祭実行委員じゃないのに残って俺にくっついてくる琴ちゃん。



もう何回目になるか分からないこのやりとり。



琴音「…う〜ん…じゃあチューしてくれたら今日のところは諦めますから」



体育倉庫にバトンなどの道具やハードルを元の場所に戻していく。



誰もいないことをいいことに後ろから抱きついてくる。



「危ねぇって…」



腕を解いて振り返ると上目遣いで俺の裾を掴んできた。



「こら…そういうのは本当に好きな人としかしちゃダメでしょ」



冷静になれ俺。



体育倉庫から出てペットボトルのお茶を飲む。



琴音「慧先輩はお願いしたらすぐチューしてくれたのに」


「ぶはっ!!」



飲んでる最中だったお茶を噴き出した。



「え、は?伊野ちゃんと付き合ってたの?」


琴音「付き合えないですよ。あの人は彼女作る気ないです。なんか好きな子いるらしいです」



も〜伊野ちゃん。
何やってんの…



「……そういうことを何でも他人にぺらぺら喋っちゃダメ」


琴音「ねぇ先輩…遊びでも良いですから」



また抱き付かれた。



外に出てるから俺らの様子に気付いた生徒の視線を感じる。



告白されることは今まで何回もあったけど、これだけしつこい子は初めて。



どうすりゃいんだよ。



琴音「・・ですか」


「ん?」














琴音「A先輩が好きなんですか」







「は…?」








手越「よぉおお!!ここにいたんだ琴ちゃん」



あれはサッカー部の部長。
手越 祐也先輩。



琴音「良いところだったのにぃ。祐也先輩邪魔しないでください!!」


手越「まぁまぁ怒らないで」



琴ちゃんがお気に入りの手越先輩。



助かった。
疲れたから今日は早く帰ろう…



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 有岡大貴 , 知念侑李   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:もちもち | 作成日時:2019年7月19日 0時

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