雲の切れ間から - Daiki.A

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昔からずっと一緒にいて、本当の家族のように同じ時間を過ごして、肩を並べて笑って、キラキラしていたあの頃。

綺麗な青空の下で太陽に手が届きそうだった。

数年後、毎日仕事に行って疲れて帰る同じことの繰り返しで終わる日々。キラキラなんてないどんよりした曇り空みたいな気持ち。

あなたは今でも太陽のように輝いている。曇り空の切れ間から顔を出して照らしてくれる。

私にはそれがより一層輝いて見える。
嬉しくなる。

そして、

あなたは遠い雲の向こう側にいるんだ、って。
思い知るんだ。

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Main...Daiki.A
Sub…Yuri.C、Kei.I
...etc

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切なくて甘いを目指して。
学生時代・卒業後の2つの時間軸を往復するノンリアル小説、初作品です。執筆状態：続編あり(完結)