先生兼センパイ

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なんで…どうして？

意味が解らない

先生が先輩なはずない

そんな事……あり得るはずない…

雪斗「……そうだよ、Aの大好きな先輩だよ？」

『…せんぱ………先生なのにあんな酷い事……言ったらダメですよ』

あれ…

どっちで呼んだらいいんだろう

雪斗「……二人っきりだから先生じゃなくて先輩って呼んで欲しいなぁ」

『……先輩でも酷い事言ったらダメです』

雪斗「ほーら、前にも言っただろー？二人っきりだから敬語はダメだよー？」

話を逸らしている様な？

『あの、先輩…だから…』

雪斗「あっ、そうだ！この後暇だからさ、久し振りに二人っきりでお茶していかない？」

『それは……私は生徒だから…まずいような…』

雪斗「それは他の奴等の場合だろ？でも、Aとの関係は先輩と後輩だから大丈夫だよ」

そんなはず…

『でも……』

雪斗「ほら、早く行こう？門限過ぎちゃうよ？」

いつの日か夢にみていた

先輩と手を繋ぐ事

……諦めていた恋が

また実りそうです

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