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A「先輩……」
信号が赤になってしまい、
待っている時に君が顔を真っ赤にしながら声を掛けられた
『なーに?』
敢えて意地悪な言い方をした
A「女子からの視線が……」
……?
何で俺といるのにそんな他人の事が気になるの??
あ、そっかぁ…
俺が誰かに目移りしないか心配なんだね…
俺の目には君しか見えないのに…
『じゃあ、Aは目を瞑っていてよ…俺がAの目になってそこまで行くからさ』
そうすれば君は誰も見えないで俺がいないと安心して
歩けないだろう?
目を瞑っていることを良い事に恋人繋ぎでもしてみようかなー…
A「いやいや!余計目立ちますよ!!」
……Aに怒られてしまった…
ショックだ……
『ちぇ……俺がしたかったのに』
……Aは今どんな顔しているのかな
なんて思ってAがいる方を向くと
君は俺をじっと見つめているものだから……その…
『なーにそんなに見つめてるの?恥ずかしいんだけど…』
いつも言いそうな事を言ってすぐに前を見た
……信号が青になっているのを照れた顔を隠す理由にするため
A「え…?あっ!ご、ごめん……つい」
君は突然手を引かれた事で現実の世界に戻ってきたようだ
……そうやってふわふわしていたら他の変な人間に狙われるよ?
『店についたら俺もA見つめてようかなー』
まぁ、かなーではなくて
絶対見つめているけど…
A「だ、ダメ……」
君はやっと自分が長い時間見つめていた事に恥ずかしさを覚えたのか
小さい力で反抗する
『えーAだけずるくない?』
本当に何をしても可愛いからなぁ……
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ノア - マカリンさん» はい。 私もオリジナル作品を書いてます。 作者さん、良かったら私の作品の題名を教えますか? (2018年9月2日 23時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます。ゆっくり少しずつ頑張っていきます (2018年9月2日 23時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
ノア - とても面白かったです。 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 (2018年9月2日 21時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - げっとぐみさん» ありがとうございます!短い小説になると思いますが楽しみに待っていただけるとありがたいです。 (2018年4月21日 23時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
げっとぐみ - 楽しみにしながらここに来ています!更新頑張ってください! (2018年4月20日 22時) (レス) id: f97df8fc86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカリン | 作成日時:2018年4月3日 22時