先生兼センパイ

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何とか大学の合格が決まり

新しく就任する学校に足を運ぶ

……目的を失った自分に赤の他人を教えたくなんてない

意味がなさすぎる

教師の志望理由はAの為

元々将来の夢なんてこれっぽっちもなかった

でも、君に勉強を教えるようになってからそれは変わっていた

君はこんな俺に

A「勉強の教え方解りやすいね！絶対満点取れそうー」

いつもそう言ってくれたから

そして君は俺に異性のタイプを教えてくれた

それらを叶えられるのは教師だった

猛勉強をして

教員免許を取れた

この事を報告した日の君は

涙を流しながら

「おめでとう！」

今でも覚えてるくらい幸せな出来事だ

……それに比べてこの生徒達好きではない

毎日お昼を誘われる

されたくもないのにあーん

その後、にっこりと笑って

「先生の為だけに作りました！」

無表情で

『生徒とは恋愛関係になりたくないから』

そう告げる

当たり前だ

自分の隣はAしか用意していない

他の人間はご退場願いたい









第２条

頭がすんごく良くてオンとオフのギャップがあってスポーツ万能で彼女に一途で彼女だけに凄く優しくて………それからそれから…勉強を教えれて……彼女の事をすんごく愛してる人！になれ

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