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扉を開けるととても広い部屋なのに
ベッドは一つしかなかった
ベッドの傍には
機械や点滴が沢山の数があった
目で追うと機械から無数のチューブなどが
一人の男性に付けられていた
男性はとても弱々しく
呼吸も細く
天井をずっと見ていて
私には気付いてない
声をかけたら気付いてくれるかな?
『あ、あのさ』
「・・・」
『ひ、久しぶり』
「・・・」
『・・・』
会話が続かない…どうしよう…
私は何か会話のネタがないか
辺りをよく見ると
花瓶に沢山の花が活けられていた
何種類もあったがその中の2種類は一番数があった
一つはシオンという花だった
シオンの花を撫でながら考える
シオンの花言葉って確か……
「……君を忘れない」
!
すぐにベッドの方を向くと
天井を見つめながら
手を天井に伸ばして
そう呟いていた
「俺に好きな人がいたんだ、でも、あの日守れたと思ったのに…ダメだったんだ」
男性の目から涙が溢れていた
『……淳、あの時の続き…最初から優しくて、風邪引いた時に一番心配してくれて……今も昔もこれからも…淳の事が……大好きだよ』
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マカリン(プロフ) - マシュマロさん» 初めまして!ありがとうございます!この作品で私がヤンデレの次に大切にしている要素なので気付いて頂いて嬉しいです。本日も2話更新しますね! (2017年9月20日 21時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ - お疲れ様です!この作品はとっても深くて…メッチャいいです(*^^*)これからも頑張って下さい(^-^ゞ (2017年9月19日 20時) (レス) id: ff27222f4a (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - くろ和田さん» 初めまして!ありがとうございます!これからも皆さんが気に入って頂ける作品になるように頑張りますね!本日に2話更新しますので楽しみに待っていてください! (2017年9月18日 16時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
くろ和田(プロフ) - 初めまして!続きが気になります.゚+.(´∀`*).+゚.頑張ってくださいお応援してます*\(^o^)/* (2017年9月17日 13時) (レス) id: eda6869a85 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - kahorin★さん» 初めまして!そのようなお言葉を頂けてとても嬉しいです!少しスランプでしたがkahorin★さんのおかげで元気を貰いました!これから更新しますので楽しみに待っていてください! (2017年9月5日 13時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカリン | 作成日時:2017年8月15日 23時