二人のゲーム

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ファミレスに着くといつものメンバーが全員集まっていた

友達１「おーリア充のAちゃんの登場だー」

『何それ…てかリア充じゃないから』

いつどこで誰が何の噂をしたら私がそうなるのか逆に聞きたいわ

友達２「えー？だってほら、あの一輝君と雄太君からモテモテなんでしょー？羨ましいわー」

『違うってー誤解だよー』

私から近づいた訳じゃないんだよ。

友達３「そんなに…茶化したら可哀そうだよ…」

友達４「そうねーまぁ久しぶりなんだし仲良くいこーよ」

そう言っていつもの女子会の様に恋バナや愚痴祭をして

あっという間に時間は過ぎた時だった

友達１「夏だ！」

え？

友達２「夏休みだ！」

え？え？

友達３「……そ、そうだ！」

これは……まさか……！

友達４「海に行こう！」

『……打ち合わせ乙』

友達２「という事で海に行きたい」

君が考案したのか……

『うん、いいねー久しぶりに行きたいかも』

友達１「でしょでしょー？でさー」

と言ってほぼ全員がこちらをニヤッと見つめる

嫌な予感しかしないぞ。

「「「「一輝君か雄太君、もしくは両方を呼んでほしい！」」」」

ですよねー。

うーん…どちらを呼ぼうかな…

『だけど、二人の電話番号知らないけどいいの？』

友達２「安心したまえ……どっちも知っているから！」

『なら私じゃなくても…』

友達４「それで解決してたら今この話は行こうだけで済んでるよ…」

成程。

仕方ないなぁ

そう思いつつ

電話番号を押して、耳にあててみた

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