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『何?』

きっと今日話したいことなのかな…

淳「Aは俺の事はどう思ってる?」

『えっ』

びっくりした…

淳は…私にとって…どんな存在かな…

淳は目では早くと言っているのに何も言わず待っていてくれる

『私は…』

淳「うん」

『…最初は凄く怖かった…怖くて怖くて仕方なかった…でも…私が風邪をひいた時に一番心配してくれて…だから…今は…淳の事が……』

次の言葉を言おうとした時だった

「きゃああああああ!」

『えっ?』

急いで声が聞こえたのが下だったから柵から下を見てみる

淳「……火事だ…!A逃げるぞ!」

淳はそう言いながら私の腕を強く握り屋上のドアを開けて走った

『怖い…』

淳「大丈夫、俺がお前を守るから…だから…絶対二人で逃げ切ろう」

『淳…ありがとう…うん…分かった…』

淳のおかげで少し元気になれた

淳「…やっぱりAは笑ってた方が可愛いよ…」

『何か言った?』

淳「いや、足場がこの辺悪いから気を付けろよ」

『うん』

そしてなんとか淳と2階まで逃げることが出来た

でも火はかなりまわってきている

どうしよう…どうしよう…

淳「後ちょっとで玄関前の階段のはずだから…頑張ろう」

『うん…』

でも火のせいで上から柱が落ちたりしている

それをかわしながら二人で走る

すると…

???「Aさーん!淳さーん!いませんかー!」

『きっと、消防の人だ!淳早く行こう!」

淳「待って!罠かもしれないよ」

私は早く二人とも助かりたいという気持ちが強くなって

淳の手が緩くなった隙に走った

『すいませーん!ここでーす!…ゴホッゴホッ』

私はできるだけ大きな声で呼んだ

???「Aさんですね、さぁこちら…危ない!」

『え?……っ』

上を見ると柱が私に向かって落ちようとしている

「Aっ!…」

その時私の体は宙に浮かんだ

隣を見るとそこで私を押したのは…

『嫌だ!淳っ!』

笑って口パクで何か言った後

彼は柱の下敷きになって倒れていた

私は押された後消防の人に連れられて外に脱出した

『淳……今助けに行く!』

そう言って今も燃えているホテルに戻ろうとした時だった

ドカーンッ

『……え?う、嘘…でしょ…?』

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作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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マカリン(プロフ) - miyake07020318さん» 返信遅れてしまいすみません。えっと、どこの部分でしょうか?一応、全て確認したのですが見つからなかったので教えて頂けると嬉しいです (2017年12月2日 16時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
miyake07020318(プロフ) - ありごとうになってます! (2017年11月27日 18時) (レス) id: 7ab27e8175 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - なつさん» そうなんですか…偶然ですね。もしこの作品でご気分を悪くされてしまったら申し訳ありません。 (2017年8月14日 17時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 咲原なつって私の名前と同じ (2017年8月12日 15時) (レス) id: 3f9ae5893d (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - ああああさん» ありがとうございます。今日と明日で2話を投稿したいと思ってますのでお待ちいただけると幸いです (2017年8月9日 0時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカリン | 作成日時:2017年3月14日 1時

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