俺の彼女にしたい

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ASaid

淳とアドレスを交換してからは毎日のようにメールをしたりした

とは言っても淳が

淳：大丈夫？

とか

淳：もう寝ちゃった？

とかが1日に20件以上来るから

返信しないのは流石にまずいかなと思い

A：大丈夫ー

とか

A：起きてるよー

なんて返信をしている

そんな日々から数日経ち

いよいよ研修の日になった

昨日、淳から

淳：明日は俺が向かいに行くから待っててー

とメールがきたので

持ちものを確認しながら待っていると…

ピンポーン

淳が嬉しそうに玄関で待っている

急いで荷物を鞄にしまい玄関に向かった

「ごめんね、待たせて…お待たせ」

淳「ううん、Aの為ならいくらでも待ってるよ」

「そんなに待たせたら研修に遅刻しちゃうよ？」

淳「遅刻したらAの家で泊まるからいいよ」

「えぇ…」

淳「あ、嫌なら俺の家でもいいよ」

「そういえば、淳の家に行ったことないかも」

淳「……あー、そういえばそうだったね…今度おいでよ」

「うん、夏休みお邪魔しようかなー」

淳「毎日でもいいんだよ…？」

「さすがに毎日は迷惑になりそうだから…」

淳「俺がいいって言ってるんだからいいんだよ…」

「うーん、淳が言うなら考えとくね」

淳「それは約束として受け取るね」

「まだ行けるとは言ってないのだけど…」

淳「でも俺からしたらAとの大切な思い出になるから『約束』になる」

「そこまで言うなら…でもまずは研修を楽しもうよ」

淳「ありがとう…そうだね…楽しもうね、A」

「うん」

…どうか

無事に研修が終わりますように。

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