俺の彼女にしたい

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そういえば、お昼ご飯を食べていない事に気付いた

作らないとな…

はぁ…

リビングのドアを開けるとテーブルの上にお弁当箱があった

あれ…？私…こんなもの作ったっけ…

まあ、きっと寝ぼけて覚えてないだけかな…

さて、食べよっと

パクッ

……美味しい

え、す、凄く美味しい…

しかも、私の好きな味付けだ

盛り付けも綺麗だし…

一体誰が…？

ガサッ

……ん？

お弁当箱の近くに挟まっていたメモが落ちてしまった

気になるな…

そう思い近づいてみると

小さいメモがあった

えーと、なになに…


Aへ

今日のお昼二人で食べたくて俺が作った
Aの口に合うと嬉しい
Aの気持ち知らずにわがまま言ってごめん
また明日学校で会おうな

Ｐ.Ｓ.
弁当の感想を教えて欲しい
味とか何が入っている方がいいとか…
そういうのでいいから！

淳

……じゃあ、このお弁当…

淳が…？

なんで…

昨日…

「私は今日初めて淳と会ったのに貰ったりするわけないよ」

淳「う…嘘だろ…違う…Aが忘れるわけない…ねぇ…嘘って言ってよ…」

さっきだって…

淳「で、でも…まだ熱が…」

「いいから…ごめん…、また今度ね」

…あんなに喧嘩や言い合いしたのに

なんで、淳はまだ

私と話してくれるのかな…

私は彼に酷い事を言っているのかもしれない…

いや、絶対言っている…

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