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…残り10分
急げ…急いだら間に合う…
今俺の頭の中はこの事でいっぱい
本当ならAと一緒なのだから
Aはどんな所に行けば喜んでくれるかな…とか
Aは最近あれにハマっているからあそこに行けば笑ってくれるかな…とか
Aはあのスイーツが食べたいと言っていたからそのお店に行こうかな…とか
そして、その後に笑って
「淳に頼って良かった！」
そう言って貰えたら俺は生きてる中で一番幸せな時間に感じる
そうこう考えてる内に目的の河川敷に着いた
……時間は…
…よし、3分48秒早く着いた
この幸せな時間に合わせて言おう
A「わぁ…凄い、こんなに綺麗な夕陽初めて見た…」
…君がその夕陽が好きなのは知っているよ
ずっと前に来た時
「私この場所一番好き！また連れてきてね！」
…そう言っていたからまた連れてきた
また君との約束が果たせた…嬉しい
淳「Aに喜んで貰って嬉しいよ、ここは俺も気に入ってる場所だから…あ、あのさ、A…」
A「うん？」
本当なら、俺がここで告白して君が笑って
いいよと答えて
そして恋人になる…それが…
正しい未来だったはずなのに……
その未来に戻さないと…
……Aは…俺の彼女なんだよ…って
だから…
淳「A、さっきから身に着けてるそのネックレスさ…」
A「うん」
淳「……誠一から貰ったの？」
お願い、アイツの物だとは言わないで…
A「うん、そうだよ、このネックレスを選ぶなんて誠一凄く良いセンスだよねー」
俺の事よりもアイツが大事なの…？
俺なんか…要らないの？
嫌だ
淳「なんでさ…なんであいつがあげたネックレスを着けるの…俺があげた時凄く喜んでたのに…！」
ねぇ、お願いだから…
オレノカノジョナノニアイツナンカノモノヲミニツケナイデッ！
そんな俺に更に追い打ちを掛ける言葉が告げられる
A「淳、私は今日初めて淳と会ったのに貰ったりするわけないよ」
……え？
淳「う…嘘だろ…違う…Aが忘れるわけない…ねぇ…嘘って言ってよ…」
でも彼女は
A「嘘なんか言ってないよ、本当だよ」
…まだだ
まだ俺にはこれがある…
淳「じ…じゃあ…このネックレスをあげたのは覚えているよね…？」
「黒バラの花言葉の一つに、決して滅びることのない愛、そんな愛で君を愛するから…だから……俺の彼女になってください」
そう言ったのに…
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マカリン(プロフ) - miyake07020318さん» 返信遅れてしまいすみません。えっと、どこの部分でしょうか？一応、全て確認したのですが見つからなかったので教えて頂けると嬉しいです (2017年12月2日 16時) (
レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
miyake07020318(プロフ) - ありごとうになってます！ (2017年11月27日 18時) (レス) id: 7ab27e8175 (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - なつさん» そうなんですか…偶然ですね。もしこの作品でご気分を悪くされてしまったら申し訳ありません。 (2017年8月14日 17時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 咲原なつって私の名前と同じ (2017年8月12日 15時) (レス) id: 3f9ae5893d (このIDを非表示/違反報告)
マカリン(プロフ) - ああああさん» ありがとうございます。今日と明日で2話を投稿したいと思ってますのでお待ちいただけると幸いです (2017年8月9日 0時) (レス) id: 101af50ccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカリン | 作成日時：2017年3月14日 1時
