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@麻耶side


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達也「…!看護師さん!」

「あの、三浦さんのご友人ですか?」

文恵「ええ。」

「失礼ですが、三浦さんのご家族は………」


そう聞かれると、みんなの顔が曇ったのを見て
、看護師さんは察知したようで


「…こちらへ。」


白いドアが静かに開けられる。

だだっ広い部屋にベッド、そしてその脇には何の役割を果たしているのかわかりもしない機械がずらりと並んでいた。

心音を刻む電子音だけが、その命の危うさを物語っていた。


「一命は取り留めましたが正直、いつなにが起こるかわかりません。」


達「どういう……意味ですか。」

「この方、自ら命を絶たれるつもりでお腹に刃物を刺したと聞いています。ならこのまま意識を取り戻せばきっと、また…」

聡「そんな…」

「訳がないと、いいきれますか。」


看護師さんの一言は、まだ高校生の俺たちにとっては受け入れがたい言葉だった。

このまま眠れれば幸せだったりするのか?

A。








「そんなこと、させません。」



ドアの方から、聞き慣れた声がした。




誠「哲也!!」

ユ「お前……大丈夫なのかよ…」


哲「Aが頑張ってんのに、寝てられねぇんだよ。」


哲也は思ったより明るかった。明るく振舞って誤魔化しているのかもしれない。

それでも嬉しいことで。



達「……ばっかやろー。」


達也は、少し泣いていた。



哲「…看護師さん。俺は、こいつを意地でも死なせません。また、……パフェ食べるんです。」




哲也は、笑った。


目が赤くて、


くしゃくしゃな顔で。





「………そう、ですか。」


看護師さんも、これには負けたようだった。

63→←小話。



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設定タグ:私立バカレア高校 , 松村北斗 , 浅田哲也   
作品ジャンル:タレント
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はる - 北斗くんめっちゃすきです (2018年4月14日 0時) (レス) id: d179551129 (このIDを非表示/違反報告)
相生みくり(プロフ) - ゆうきのこさん» 長らくお待たせしました…!待ってていただけたことがすごく自信になりました! コメントありがとうございました!! (2014年4月27日 14時) (レス) id: 6b3fb169cf (このIDを非表示/違反報告)
相生みくり(プロフ) - ミーたんさん» ありがとうございます!続きが気になる!というコメントが一番嬉しいです(^^) コメントありがとうございました! (2014年4月27日 14時) (レス) id: 6b3fb169cf (このIDを非表示/違反報告)
相生みくり(プロフ) - まひろさん» 応援ありがとうございます!遅いレスとなってしまってすみませんでした。コメントありがとうございました! (2014年4月27日 14時) (レス) id: 6b3fb169cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきのこ - 復活してくれて嬉しいです!!とても感動しました! (2014年4月15日 20時) (レス) id: 112f76c41d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:相生 | 作成日時:2013年1月21日 11時

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