・モノローグ ページ1
俺が持っとる最古の記憶。
それは
薄い藤色の裏地に、真っ白な表。
目を奪われたその直衣は、後から聞いた話では藤宮家当主が代々受け継いできたものなんやと言う。
最初、俺はそれを綺麗やと思った。
いつか俺も着てみたい、と。
＿＿＿ただ純粋に。
いつからやったかな。
つまらんな、って思い始めたのは。
そうして衝動的に家を飛び出して、初めて言われたんや。
"君でないと駄目なのだよ"
そう、言われたんや。
零とは少し違う、俺の"存在"を初めて認めてくれたあいつ。
けれど、俺を"要らない"と言ったあいつ。
それが酷く寂しいことだと知ったのは、とある雨の日やった。
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魚(プロフ) - 永久さん» ありがとうございます！！はわわわわわっ…嬉しいです…！これからも頑張った更新しますので、よろしくお願いします！ (2021年6月28日 21時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
永久 - 続編ありがとうございます！そしていつも最高の作品をありがとうございます！最近ノスタルジアや崇拝も読ませていただき、ますます魚さんの作品が楽しみになりました！ (2021年6月26日 14時) (レス) id: 8eb18355f8 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - ねこまるさん» わぁ…！前作、前々作ともにありがとうございます！頑張って更新していきますね！ (2021年6月21日 12時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - 続編ー！嬉しいです！夢主君尊い…。崇拝もノスタルジアも読ませて頂いていました。どちらも私の好きな作品のひとつです! (2021年6月20日 14時) (レス) id: ccf2dbd148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年6月20日 12時
