革命の主役は我々だ！【番外編】 (ページ36)

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まだ真っ赤なAをベットにおろして、その傍に手をついた。

そうすると、自然に顔は近くなって、Aの綺麗な黄色い瞳に俺が映ったのが見えた。

すぐに顔を逸らされて面白くない。

右手をAの頬に当てて、俺の方に向かせる。

ちろりと目が合って、思わず口付けた。

そのまま体重をかけると、素直に体をベットに預けとった。

一旦唇を離して、じっと見詰める。

恥じらうように寄せられた眉に、俺の胸は高なった。

せや、これを見てええのは俺だけやって。

ぺろっと舌なめずりして、またAに口付ける。

何度も、何度も。

時々啄んだり、噛み付いたり。

止まれるわけないやん、あんなこと言われて。

いつもなら、執拗いと怒るAも今日は受け入れてくれとって、それにも唆られる。

zm「俺だけでええん？」

唇をゆっくり離して、至近距離で黄色の瞳を見詰める。

ちょっと潤んどる瞳に、心臓が早くなる。

『…ゾムだけいれば私は幸せやもん…』

一生懸命俺の首に腕をまわして、しがみついてくるAの背中に腕をまわした。

首筋に顔を埋めて、小さくリップ音を鳴らす。

Aが小さく鳴くから、ふっと笑った。

これ以上やると嫌がりそうやからやめとこ。

体を回転させて、Aを抱き締めたまま寝転がった。

ちょっとびっくりされた。

それにまた笑ったら、Aも笑った。

ああ、せやな。

愛の結晶もほしい。

でも今は、このまま。