常連さんは幹部でした【os】

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os「話って何めう？」

gr「ちょ、ちょっと待ってくれオスマン」

tn「そこら辺座っててや」



グルッペンに呼ばれたから総統室に行ったら、タワーの如き書類に囲まれ、なおかつ首に粛清剣を当てられているグルッペンがおった。

そしてグルッペンの口周りにはチョコ。

………馬鹿やこいつ。

はぁ…と少し長めに溜息をついてトントンに近付いた。



os「トントン」

tn「うん？」

os「ちょっと珍しいお茶あるんやけど、飲む？ここで飲む分には見張れるからええやろ？」



トントンがちろりとグルッペンをみて、疲れたように溜息ついた。

粛清剣を鞘に戻して、傍のソファに腰をおろす。



tn「すまん、頼んでええ？」

os「ええよ！」



羨ましそうにこちらを見てくるグルッペンをガン無視して、自分の部屋のように総統室を歩き回る。

温められた茶器、湯壺に入っているお湯、そして持ってきた珍しい茶葉。

東洋式の茶器に茶葉を入れて、そのままお湯を注ぐ。

茶器に蓋をして、トントンの前に置いた。



os「俺がええよって言ったら開けてな？」

tn「ん？おう」



トントンは不思議そうに茶器を見詰めとる。

ふっふっふ。

絶対驚くで！

部屋にはグルッペンの羽根ペンと判子の音だけが流れた。



os「………なんか懐かしいめう」

tn「確かになぁ……革命の最初は3人やったもんな」

gr「ぷっ………トントン・ジェネ………」

tn「手ぇ動かせ」

os「士官学校も楽しかっためうね」

gr「グル子とオス美やろ？」

tn「うっわ懐かし！」



わいわいと過去の思い出を話しているうちに、時は過ぎて。

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