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shp「でさ、俺、チーノさんとは年近くて話しやすいなあって思っててんけど、全然年上でビビったw」
ci「せやろなw」
あ、ケチャップに気付きやがった。
つまらん。
shp「知った時さ、敬語使った方がええのかなって迷ったんやけど、チーノさんならいいかなってw」
おいそれどういうことやお前www
shp「チーノさんは俺の中で大切な友人やし。それに、軍の中では俺の方が先輩やし?」
にやっと笑うショッピくんに、めっちゃ笑ってしまった。
俺めっちゃ舐められてる !
でも今更敬語使われても気色悪いだけやからいらんな。
そのあとも他愛のない話で盛り上がった。
ショッピくんが、俺のことを大切な友人やって言ってくれてめっちゃ嬉しかった。
なんか……革命軍に入ってよかったなぁって。
要塞に帰ってきた時にはもう真夜中で、トントンさんの部屋以外は明かりが消えてた。
まぁたあの人は徹夜しとんのか。
「ぱぱぁ………」
shp「何してん。はよ寝な?」
「おといれいってきたの」
とてとてと歩いてきたショッピくんの養女を、ショッピくんが抱き上げた。
はー…可愛ええ…
別に幼女趣味やないけどさ!
小さい子ってかわええやん。
養女は俺の髪の毛がお気に入りらしくて、ふあふあ!とかいいながら撫でてくれる。
そのままショッピくんの部屋まで一緒に行った。
ばいばい、と養女に手を振って帰ろうとする。
扉が閉まる寸前、ショッピくんに声をかけられた。
shp「そうだチーノさん」
ci「なんや?」
shp「好きな人がおるんやったら、ちゃんと伝えた方がええよ」
じゃ、と無情にも扉が閉まった。
………え?
なんであいつ知ってんの?
てか………え?
俺は訳が分からず、暗い要塞の廊下でしばらく佇んでいた。
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魚(プロフ) - 宇タさん» ヤンキーいい味出してますよね〜…ウマウマ (2021年9月29日 10時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
宇タ(プロフ) - ヤンキー優しいやん〜惚れるわー惚れたわー(その間約0.5秒) (2021年9月28日 23時) (レス) @page20 id: 03f7136296 (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - 梨乃さん» ありがとうございます!優しいというか頭が弱いというかw (2020年2月8日 13時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
梨乃 - とても面白いです!あと、ヤンキー優しいw (2020年2月8日 12時) (レス) id: aabe4f21b2 (このIDを非表示/違反報告)
コレット(プロフ) - あめさんさん» ありがとうですー!ワイからすると低迷期なんですけど大丈夫ですかね笑 (2020年1月26日 21時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コレット | 作成日時:2020年1月25日 20時