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「ぼ、僕は鈴木入間です！
…Aさんは…その…
…人間…なんでしょうか？」
『あー、やっぱそこ気になるよね』
「は、はい」
不安げな瞳の中に、僅かな期待の色が混ざっている
『えっとね、なんて言えばいいのかな…
半分人間で、半分悪魔
つまり人間と悪魔のハーフなんだよ』
「え、えッ！？」
『はは、びっくりするよね』
改めて言葉にすると、自分でもすげぇなこいつと思う
『でも人間界にいたことは確かだし、私も入間くんと同じようにいきなり魔界に連れてこられてるから、相談相手にはなれると思う。何か困ったことがあったらいつでも言って』
にこやかに語りかけると、安心したような顔で
"はい！よろしくお願いします！"と言ってくる
どこか昔のシチロウを彷彿とさせるその笑顔に、こちらも自然な笑みを溢す
『ところで父さん』
「ん？どうかした？」
『…それは何ですか』
入間くんと私が部屋の中心近い場所でほんわかとした雰囲気を振り撒く中、
ずぅ〜っと部屋の隅でごそごそしていた父さん
何してんだと思いつつ無視していたのだが、ついに耐えきれずツッコんでしまった
「あぁこれ？
いいでしょ〜！
"入学式で禁忌呪文を詠唱しその日の内に首席の頭をかち割る!!
いやぁ〜流石我が孫！幸先良いねぇ入間くん」
校内新聞を自慢げに読み上げ、新聞を引き延ばし始める父さん
『い、いるま…くん…？』
その内容に、わなわなと震える指で新聞を差しながら入間くんを見る
「あぁぁ違うんですッ！」
『そ、そうだよね…』
いや、だって、首席といえばあのアスモデウス家の御令息、アスモデウス・アリスくん
まさか、人間である入間くんが頭をかち割るなんて…
「どっどうしよう
あんな酷いことしちゃって…」
ん？
え？
え、ホントなの？やったの？
「あ、謝りに行かな… バァン！ きゃ」
入間くんが言い終わる前に、物凄い音を立てながら理事長室の扉が開く
何事かとそちらを見ると、そこには、入間くんに頭をかち割られた張本人であるアスモデウスくんの姿
意外すぎる人物に唖然としていると、そのままツカツカと勢いよく迫ってくる
恐らく狙いは入間くんだ
(アスモデウス…礼儀を重んじる悪魔…
先程の仕返しにでも来たのか)
侮辱されると即プッツンするため、扱いが物凄く面倒くさいと聞く
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sora(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！コメントとても嬉しいです！これからもお付き合いください♪ (2023年3月26日 19時) (
レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月26日 11時) (レス) @page14 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - soraさん» えっっ！？！！作品見られて……！？？えっsora様に認知されてるとか凄いはずかしいです…私こそ嬉しくて二度もコメント失礼しました…！改めてこれからも体調に気をつけて頑張って下さいっ😊！！ (2023年3月22日 22時) (レス) id: 717bb880ce (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ちょとまてください、ゆきんこさんですか、え…大っっっ好きです！！先程作品を拝見させていただいているときに気づきました、二度もすみません。こちらこそです！いつも楽しく拝見させていただいております！(笑)改めてコメントありがとうございます！長文失礼しました (2023年3月22日 22時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - ゆきんこさん» ありがとうございます！面白いと思っていただけているのなら、作者の本望です！これからもよろしくお願いします！ (2023年3月22日 21時) (レス) id: 94a08e502e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sora | 作成日時：2023年3月22日 14時
