ご挨拶♯ツムル＆イチョウ篇 ページ23
また、一人惚れさせたことに気づかない彼女は次の悪魔に挨拶をしに向かったー
A「ツムル先生とイチョウ先生ですよね？
改めまして七瀬Aといいます！よろしくお願いいたします。」
ツ「あっ！はい！
精神医学担当ムルムル・ツムルです！
よろしくお願いします！」
イ「戦術学担当イポス・イチョウです。
これから、よろしくお願いいたします。」
挨拶をした2人は彼女に聞こえないように小声で話していたー
ツ「どうしよう、イチョウ！
美人と話しちゃった！」
イ「ツムル、落ち着け、逆に変に見られるぞ」
人間界でいうとアイドル・悪魔の世界でいうとアクドル。ムルムル・ツムルはアクドルファンであるー
そのため、アクドルのように笑顔を振り撒き、整いすぎた顔立ちに優しい性格持つ彼女。
(ファンサもできるな、この人ー)
などと考えている彼のことなど知らぬ彼女は、
嬉しそうににこにこと笑っている。
A「お二人は仲がよろしいんですね！」
イ「いえいえ、私はダリ先生とA先生のお二人の方が仲がよろしいように見えますが、」
A「いえ、ふふっ、そう見えますか、、、これでも随分と一緒にいましたから、」
嬉しそうに笑う彼女を見て微笑ましいと感じるイチョウに対しそれを見ていたツムルはー
チクン。
ツ(あれ？なんだろう。心臓が痛い、気がする)
心臓ではない
まだ生まれたことに気づかない
心の痛みを感じていたー
その様子を見た彼女は
A「ツムル先生？大丈夫ですか？」
心配してくれていたー
先程のイフリートと同じく下からの見上げる形に胸を撃たれた彼は心を決め、こう言ったー
ツ「A先生、推しって知っていますか？」
その言葉に対し、やれやれ、と首を降るイチョウ。
彼女はー
A「ええ、知っていますが、、？」
不思議そうに首を傾ける仕草にやはり、と頷く彼は、
ツ「知っていらっしゃるなら、話は早いです！自分の推しは、A先生です！よろしくお願いいたします！」
大きく意味が分からない宣言をしたツムルを見て
イチョウは(救えない、、、)と呆れていた。
しかし、彼女は少し驚いた様子を見せ、少し照れながら、こう言ったー
A「嬉しいです！では、私はツムル先生の推しとして頑張ります！お願いいたします！」
嬉しそうに笑い合う二人を見て、
いや、もしくはまだ気づかない鈍感な二人を見て、イチョウは
はぁ。
心の中で、今日一番大きなため息をついたー
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ふふゆ(プロフ) - すごくおもしろいです！教師陣が大好きなのでうれしいです。オチは「逆ハー」で結ばれないのがいいなぁ〜。《リクエスト》カルエゴ先生が結構好きなので惚れさせたい。カルエゴ先生だけに自分の弱みを相談したりして欲しい！ 長文失礼しました。 (4月17日 18時) (
レス) @page41 id: 2bf5e7b9f5 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ハートありがとうございます！ (12月24日 16時) (レス) id: 034857788a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2023年12月21日 15時
