ご挨拶♯エイト篇 ページ22
彼女はダリとの楽しい時を過ごし、次の挨拶回りに向かっているー
A「あっ！イフリート先生、ですよね？」
エ「はい！」
彼女に呼ばれ反応した彼は
学校警備担当イフリート・ジン・エイトー
A「改めまして、七瀬Aです。
よろしくお願いいたします。」
エ「こちらこそ、よろしくお願いいたします！」
彼はペコリと頭を下げる彼女と同じく、頭を下げた。
どちらも同時に頭を上げ、彼は彼女を少し眺めた。
端から見なくとも分かる美人。
(ダリ先生が惚れたのも分かる、)
A「イフリート先生？どうかされましたか？」
眺められていることに気づき、不安げに自分に何かあったのかと彼を下から見つめる彼女は可愛いの一言では尽きないものがあってー
エ「あっ、いえ、あの、お綺麗だなと思いまして、」
変なやつだと思われたことだろう。
初対面の悪魔にナンパのようなことを言われ、
不振がられてしまうと焦りだす彼ー
しかし、それは杞憂に終わる。
A「あら、誉め言葉をいただき嬉しいです。イフリート先生はお世辞がうまいですね。」
と、ふんわり笑った。
彼女は綺麗と誉められるのになれている。
良かったと安心する彼は謙遜する彼女にこう言ったー
エ「いえいえ、お世辞じゃありませんよ。
本当のことを言ったまでで、、、」
彼女の周りに花が舞っているように見えるのは、気のせいか？
自分の顔が少し赤くなった気がする。
ふわふわと笑う彼女が
まるで、咲いた花のようでー
エ(これって、
もしかしてー
一目惚れってやつ？
不味いなぁ、俺、
ダリ先生に勝てる気しないよ、、、)
と、悶々と考える彼に彼女はこう言ったー
A「イフリート先生？
あの、ダリから伝えてほしいことがあるといわれているんですが、」
エ「(ダリ、ねぇ。)ええ、なんでしょうか？」
A「自分の物だから取るなと、、、何か奪い合いでもしているんですか？」
その言葉を聞いた瞬間、彼の目が細くなるー
エ(敵意むき出しじゃないっすか、、、
悪いですけど、俺も易々と諦めきれないと思いますよ？ダリ先生。)
彼の顔はにっこりと笑顔に変わったー
エ「分かりました！それとA先生！これから長い時間お世話になるので親しみを込めて下の名前で呼んで欲しいのですが、」
これは彼の小さな反抗ー
A「はい！よろしくお願いいたします。
エイト先生！」
奪い合われていることを知らぬ彼女は、
これから、何が起きるのかなど
知らないー
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ふふゆ(プロフ) - すごくおもしろいです！教師陣が大好きなのでうれしいです。オチは「逆ハー」で結ばれないのがいいなぁ〜。《リクエスト》カルエゴ先生が結構好きなので惚れさせたい。カルエゴ先生だけに自分の弱みを相談したりして欲しい！ 長文失礼しました。 (4月17日 18時) (
レス) @page41 id: 2bf5e7b9f5 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ハートありがとうございます！ (12月24日 16時) (レス) id: 034857788a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2023年12月21日 15時
