貴女に恋をしたけれどー♯2 ページ14
そこからのダリの行動はすさまじいもので、有言実行、言った通りに毎日、告白していたー
ダ「おはようございます！A先生！好きです！結婚してください！」
A「！、あ、ありがとうございます、、、」
何時までも彼女のそばを離れず、教師でも近づく悪魔がいれば「何かご用ですか？」と彼女の番犬のように睨みを効かせていたー
また、彼女がバビルスにいる間、一緒にご飯を食べたり話したりとても楽しい日々を過ごしていた。
そして、そこから随分と時が過ぎ、ダリももう一人前の教師になった頃ー
ダリは何時ものように愛しの彼女のそばで一緒に休憩をとっていた。
その時、彼女が口火を切ったー
A「ダリ先生。」
ダ「はい！なんでしょ、、、」
何時ものように元気に返事をしようとしたダリだが、止まってしまった。
彼女があまりに悲しそうな顔をしていたからー
A「たくさん告白してきてくれてありがとう。
私も、、、心を決めなければいけないから。
ダリ先生、、
ごめんなさい。貴方の告白はー
受け取れない。」
心臓が止まったように感じた。
何時もにこにこと笑っていた自分の表情もその時はひどい顔になっていたことだろう。
周りの音がまるで遠くなって、聞こえなくなったようでー
分かっていた。
受け止めたくなかった。
どうしても。
貴女が好きだからー
彼の心が複雑に絡み合い欠けそうにくらぐらと揺れているとき、彼女は言ったー
A「、、、ダリ先生、これは私から、貴方にとってとてもひどいお願い。
貴方と随分と不思議な出会いをして長い年月が経ちました。
とても楽しかったです。
私は貴方と恋人にはなれないけれど、貴方と友人になりたいです。」
うまく飲み込めなかった言葉が少しだけ、飲み込めた。
わずかにも心は正直で、はねあがりー
彼の心を完璧ではなくても形を戻せたのだ。
ダ「、、、分かりました。
けれど、そのお願いを聞くためにこちらも聞いていただきたい3つのお願いがあります。」
A「構いません。私にできることならいくらでも。」
ああ、やはり彼女は優しい。そういうところが好きになった理由でもあるのだと改めて彼は思った。そして、彼は口を開くー
ダ「僕のお願いはー」
ずっと、貴女に恋をしています。♯3→←貴女に恋をしましたー♯1
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ふふゆ(プロフ) - すごくおもしろいです！教師陣が大好きなのでうれしいです。オチは「逆ハー」で結ばれないのがいいなぁ〜。《リクエスト》カルエゴ先生が結構好きなので惚れさせたい。カルエゴ先生だけに自分の弱みを相談したりして欲しい！ 長文失礼しました。 (4月17日 18時) (
レス) @page41 id: 2bf5e7b9f5 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ハートありがとうございます！ (12月24日 16時) (レス) id: 034857788a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2023年12月21日 15時
