貴女に恋をしましたー♯1 ページ13
それはずいぶんと前の話ー
バビルスに常駐する一族であるダリ、まだ新任でその時も理事長を担っていたサリバンに教育指導担当の話をしていたー
サリバン「ダリ先生！君の教育指導担当の先生決まったよ〜！さ、入って〜！」
コツコツコツ。
軽やかな靴の音がダリの耳に響いた。
「失礼いたします。」
そう言って入ってきたのは教師のローブに身を包み、紫がかった黒色の髪を靡かせまだ十代なのではと思ってしまう少女。けれど、どこか落ち着いていてー
彼女はしっかりと前を向いた。
ふんわりと、恐ろしいほどの笑顔で
「貴方がダリ先生ですね。よろしくお願いいたします。七瀬Aと言います。」
彼女はまっすぐ彼を見つめた。
彼の心臓は一瞬にして撃ち抜かれた。
言うなれば一目惚れ。
その時、ダリの頭に自分自身で抑えきれないの
ではないかと思うほどの『欲』が生まれた。
それはー
抗いがたい『恋情』
彼女を心から欲しいと思ったー
悪魔は元来『欲』が大きく、その『欲』に溺れてしまう者もいる。
その時ダリは溺れていたのかもしれないー
サリバン「あっ！ほら、ダリ先生ご挨拶！」
ダ「！、失礼しました。ダンタリオン・ダリです！よろしくお願いいたします。」
A「ふふっ、はい！」
ダ「会ってから間もないのに失礼ですが婚約者はいらっしゃいますか？」
サリバン／A
「「？！／？」」
サリバン(もしかして、、、ダリ先生、)
A「、、、いいえ、いませんが、、、？」
ダ「お答えいただき、ありがとうございます。
踏まえてー
僕と結婚していただきたく存じます。」
サリバン(やっぱり！)
乙女のように心が沸き立っていたサリバンと反面彼女はー
A「ふぁっ、？」
カァッー
不思議な声を出し、顔を真っ赤にしていた。
彼女は生きてきた中でたくさんの告白を受けてきた。
しかし、何回されようとなれないものはなれない。彼女は初心であるー
そのため顔にすぐ出てしまうことは彼女は知らない。
彼女のかわいらしい反応を見て思わず口角を上げたダリは彼女の柔らかい手を両手でとり、にっこりとこう言ったー
ダ「今日した告白、しっかりと考慮してください。貴方に伝わるように毎日貴女に告白します。これからよろしくお願いいたします！A先生？」
まだ、顔を真っ赤にしてふるふると震える彼女にサリバンは(彼女を落とすのは難しいと思うけれど、、、頑張れ！！ダリ先生！)と心の中で応援していたー
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ふふゆ(プロフ) - すごくおもしろいです！教師陣が大好きなのでうれしいです。オチは「逆ハー」で結ばれないのがいいなぁ〜。《リクエスト》カルエゴ先生が結構好きなので惚れさせたい。カルエゴ先生だけに自分の弱みを相談したりして欲しい！ 長文失礼しました。 (4月17日 18時) (
レス) @page41 id: 2bf5e7b9f5 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - ハートありがとうございます！ (12月24日 16時) (レス) id: 034857788a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2023年12月21日 15時
