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「そういえばA。お前、個性使ってたよな」
更衣室で着替え中。せっかくずっと使ってないと思わせていたのに、ここで焦凍がバラしてきやがった。
「え、魔使って個性使ってたのか！？何の個性なんだ？……あ、俺は切島だ。よろしくな」
「えーーっとなあ……」
最初に尋ねてきた切島を皮切りに、どんどん知りたい、という人が増えて最早言わないといけない、みたいな雰囲気になる。
自分で説明とか、そもそも個性について話すこと自体嫌なんだけど、いずれ知られることだろうしな…。
「俺の個性は……言ってしまえば魔法少女、かな」
「少女？魔法使いじゃなくてか？」
うーん、やっぱりそれ聞くよなー。気まずい話題だけどしょうがないか。これから一年、下手したら三年一緒にいる仲間だし。
「俺さ。個性使ってる時だけ女になるんだよ。だから少女なの」
「「ハアアアア！？」」
俺の言葉に、発狂したやつが二人。
は？という目で見ると、背の低い方が勢い良く俺に詰め寄ってきた。
「じゃっ、じゃあお前……！！つまり、ここで女子になったら、憧れの女子の裸体が見れる……！？最っ高じゃねえか……！！」
「その……自分で見たりすんのか？やっぱり。いやー、気持ちはわかるぜ？やっぱり見たいよなー！」
その視線に危険を感じた俺は、急いで焦凍の後ろに逃げる。焦凍も、俺の一歩前に出てくれた。
「なんで逃げるんだよ……？？同性だろ？だよなあ？」
「焦凍タスケテ」
焦凍の後ろで隠れていると、さっきの切島ってやつが、もう着替え終わっていた二人をぽいっと更衣室の外へ出してくれた。ついでにカギも。
「はー、あいつら飢えすぎだろ。大丈夫だったか？ごめんな、俺が聞いたせいで」
「いや、切島のせいじゃねえよ。ちょっと…いや結構あーいうのには慣れてる」
「……大変だな」
遠い目をしながら、本気で同情してくれるこいつはいいやつなんだろうな、と雰囲気でわかる。ていうかここはヒーロー志望しかいねえから、こういうやつだけのはずなんだけども。
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マイナ(プロフ) - アクルさん» うわああああ！！！すいません本当！！急いで直させていただきます！応援ありがとうございます！ (8月31日 17時) (
レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
アクル(プロフ) - 爆豪が爆轟になってますよ！更新応援しております！！！ (8月31日 16時) (レス) @page37 id: 2d70ed6e28 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 食パンさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！ (8月20日 11時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
食パン - めっちゃ面白かったです！！ 更新楽しみにしています！！ (8月20日 10時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
マイナ(プロフ) - 共喰い@誰か・・・私に宿題の答えを・・・・さん» 自分の趣味つめてて自信が無かったのですが、そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！！ (8月16日 16時) (レス) id: 7b913ff2ae (このIDを非表示/違反報告)
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