8話……二度目 ページ10
そして僕は
彼の首元を
？？？「金木A！！！」
貴方「？！」
緑谷「えぇ！？」
………………は…？
何で…………君が此処に…？
貴方「…ッ！！」
こちらが反応する前に手を拘束されてしまった。
今、重力無視して向かってこなかった？
……あぁ、そうだった。
今の人間は、『個性』とやらが使えるんだった。
個性とは、そんなことも出来るのか？
貴方「………何故、貴方が此処に？十分撒いたと思ったのですが。後、これを外して下さい。
…………相澤さん。」
緑谷「あ、あの…」
相澤「残念だが、そうはいかない。やはりお前、何か隠してるだろう。
…聞きたい事が山ほどある。逃げようなんて思うなよ。ヒーロー同士の情報網を甘く見すぎだ。
…着いて来い。お互い、合理的にいこう。」
………ハァ。結局、こうなるのか。
貴方「……そうですね。確かに、相澤さんの言う通り、ヒーローとやらの力は凄そうですね。」
緑谷「えっと…あの…」
相澤「…………。」
貴方「…ですが、」
私は、その妙に頑丈な布を引っ張った。思いっきり。
相澤「うぉ……ｯ…！」
流石に倒れてはくれなかったが、少しよろけて紐が一瞬緩んだ。
その一瞬で手の拘束をといた。
相澤「なっ……！？」
貴方「ヒントを教えましょう。相澤さん。
僕をあまり、普通の『人間』だとは思わない方が、良いかも知れませんね。」
相澤「は…？それはどういう……」
貴方「ヒントは教えましたよ。あとは、相澤さんの頭脳におまかせします。では。」
緑谷「え、ちょ…！」
相澤「っ！！ま、待て！！」
僕はまた、話を聞かずに逃げ出した。
二回もごめんなさい。相澤さん。
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今度は逃がしてはくれないだろうなぁ、と思ったが、簡単に撒くことができた。
何故か。理由は簡単。
彼が捕まってるだろうから。
誰だっけ…？あぁ、緑谷君だったな。
緑谷君には悪いけど、利用させてもらった。ごめんね。
撒くことに専念していたら、いつの間にか薄暗い路地裏に来ていたようだ。
グゥルルﾙﾙ……
お腹すいた。もう何時間も食べてないよ…。
あー、我慢出来ない。
モブ1「おいおい、こんなところで何してんだぁ？お嬢ちゃぁん？」
モブ2「なんか、可愛くね？」
モブ3「ははは！女好きだなぁ、お前は！」
もう、コイツラデイイヤ。
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やよkamika(プロフ) - いえいえ、嬉しいです！ありがとうございます (2018年8月18日 21時) (
レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - やよkamikaさん» 今回合理的って何回使っただろう……( ;´･ω･`)私も使ってみたかったんですごめんなさいぃぃ(´；ω；`) (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
やよkamika(プロフ) - きたぁぁぁあ!合理的！！！ (2018年8月18日 17時) (レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 登場しました(*´∀｀*)ﾎﾟｯ (2018年8月18日 10時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 相澤先生好きの皆様、早くも登場するかもです( *´艸｀) (2018年8月18日 9時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞桜 夜 | 作成日時：2018年8月5日 18時
