7話……獲物 ページ9
とりあえず珈琲で口直しをしたけれど、まだあの味が残っている。
あーあ。余計に血が飲みたくなっちゃったじゃないか。どうしてくれるんだまったく。
…………？……何だろ、この美味しそうな匂い……
…行ってみようかな。
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？？？「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…………?ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ、……」
…匂いをたどってここまで来たが…、まさか匂いのもとが中学生くらいのちょっとヤバい感じのする子からだったとは思いもしなかった。
…出直そうかな…でも、もうお腹空いたし、血も飲みたいしなぁ……。
…子供は確かに肉が柔らかくて美味しいけれど、ちょっと心苦しいんだよねぇ…
まあ、いっか。←
この世は弱肉強食だもんね。仕方ないね。
貴方「あの、すみません。ここの道を教えて頂きたいのですが、今お時間ありますか？」
？？？「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…………ぅえ！？ぼっ、ぼぼぼ僕ですか！！？」
貴方「え、っと、そう…です。……やっぱり、まずかったですよね。」
なんか、やめた方が良かったかなぁ…。
？？？「いッ、いやいやいやｯ！時間なら今全然あります！ｲｯ、今ｯ、丁度この前卒業式が終わったばっかりなのでっ、じｯ、時間なら、いくらでも……！！」(うわぁ///……綺麗な人…)
貴方「そう……ですか。…では、お願いしても…？」
？？？「あ、はいｯ！！僕でよろしければっ！」(でも、何でこんな人が僕なんかに話し掛けたんだろう……？)
貴方「…ありがとうございます。」
？？？「い、いえｯ、大したことではっ！！」
…よし。ここまでは作戦通り。後はこの人を人通りの少ない所にさりげなく案内して……。
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緑谷「こｯ、ここら辺は人通りが少ないので、結構怖いんです…よね。」
貴方「そうですか。」
なんか、どうでもいいから適当な返答しちゃった。
ここら辺でいいかなぁ。
名前は、歩いてくる時に教えてもらった。
私の名前は、…別にもうすぐこの世から居なくなるし、いいかなぁと思って教えちゃった。
そろそろ、お腹も限界だし、匂いがもうすごいし、頂きますか。
貴方「……ねぇ、緑谷さん。」
緑谷「はい？」
貴方「少し、私の食事に付き合ってくれますか？」
そう告げた瞬間、僕は一気に間合いを詰めた。
緑谷「……え？」
貴方「……………悪く思わないで下さいね。」
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やよkamika(プロフ) - いえいえ、嬉しいです！ありがとうございます (2018年8月18日 21時) (
レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - やよkamikaさん» 今回合理的って何回使っただろう……( ;´･ω･`)私も使ってみたかったんですごめんなさいぃぃ(´；ω；`) (2018年8月18日 21時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
やよkamika(プロフ) - きたぁぁぁあ!合理的！！！ (2018年8月18日 17時) (レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 登場しました(*´∀｀*)ﾎﾟｯ (2018年8月18日 10時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜 夜(プロフ) - 相澤先生好きの皆様、早くも登場するかもです( *´艸｀) (2018年8月18日 9時) (レス) id: 9c9013e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞桜 夜 | 作成日時：2018年8月5日 18時
