検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:40,050 hit

26* ページ27

夜ご飯を持ってきたというだいちゃんを家に招き入れる。


機嫌が悪い時のだいちゃんは…なんというか…。



言い方は悪いけれどめんどくさい。


多分これは小さい頃から変わっていないと思う。



「テキトーに座ってて」



そう言うといつもなら久しぶりだなー!とか元気でいいそうなのに無言のままソファにぼふっと座った。


テレビではだいちゃんが好きそうな芸人さんがコントをしてるけどさっきと変わらずの無表情。




どーしよ…なんて思いつつ

コーラを少し大きめのコップについで自分用のお茶もコップについでだいちゃんがいるところに向かった。



コーラを机に置いた私をちらりと見たがすぐ視線をテレビに戻した。





少し距離を開けてだいちゃんの隣に座る。


持ってきてくれた小さめの鍋を開けてみると、美味しそうな肉じゃががはいっていた。




明らかに一人用ではないのでだいちゃんもなのだろう…。


パックのご飯をチンして移し替えて小皿にとりわけだいちゃんの前に置いていただきまーすなんてわざとらしく言ってみる。




……やっぱり無表情。






おいしー、さすがおばさん、なんて感想を言いながら食べる。









「…だいちゃん…?」









もくもくと食べる私をじーっと見つめる。

その視線に耐えられずに声をかけると




「試合の結果、聞かないのかよ。」






……聞いて欲しかったんだ…。



「…どうだったの?」

27*→←25*



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (155 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
227人がお気に入り
設定タグ:伊野尾慧 , hsj , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にゃむ | 作成日時:2019年2月28日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。