第三話 ページ4
あらすじ
「とんでもねえ炭治郎だ…」
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「では、始め!」
綱吉と持田先輩の勝負が始まる。が、持田先輩は綱吉を圧倒していた。仕方がない。剣道部の部長なのだから。
勝負方法が不公平過ぎる。と、思っていた矢先、綱吉の服が爆発した。というより張り裂けた。
「うおらぁ!一本どころか、百本とったぞ!」
持田先輩の髪をわしずがみして引きちぎった。
まわりはゲラゲラと笑いだし、
「確かに一本取ってるな!ww」
と、いっていた。え、そろそろまずい。持田先輩が剥げる。
「綱吉、ストップだ。一本は取っただろう!」
言っても止まる気配が無いので羽交い締めにする。体格が同じぐらいだから大変だ。
「と!ま!れ!持田先輩が剥げちゃうだろう!山で剥げていたらものすごく頭が寒いって三郎じいさんが言っていたぞ!」
「剥げちゃうって…」
「さすが竈門。」
「三郎じいさん誰ww」
みんなが何か言っていたが、綱吉を押さえるのがけっこう大変だった。痣がないとはいえ、呼吸使ってるのにすごい力だ。
ふ…綱吉の額にあったオレンジの光が消える。
それと共におとなしくなった。
「わあ!竈門くんごめん!」
「ああ、俺は大丈夫だが…あとほら、また服が…取りあえずタオルを貸そう。」
「ほんと、何から何までありがとう…」
「沢田くん、凄いんだね!これからはツナくんって呼んでもいい?」
「え?!もちろん!」
綱吉と京子が仲直りして何よりだ。よかったよかった。
「おい!沢田綱吉!俺は認めないぞ!もう一回だ!もう一回戦え!」
髪を百本ほど抜かれて気絶していた持田先輩が起き上がってきた。
さすがに俺も怒りの我慢の限界がある。
「持田先輩。自分が提示したルールと戦いで一回負けたのに、まだ恥を晒すんですか?それ以上やるなら俺が相手になりますよ?だいたい、京子を物扱いしたこと、まだ謝ってないですよね。俺こそ、貴方を認めません。」
剣士としても、先輩としても。
「いいだろう竈門!お前が相手になれ!」
「わかりました。俺は素手でいきます。」
「ふっ。いつでもかかってこいよ。」
武器がないことで甘くみたのか、余裕をかましていた。
一瞬で懐に潜り込んで、
「いい加減にしろ!」
額に頭突きした。手加減ほしたがいいおとがなった。
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「あいつ…死ぬ気の炎をなにもせずに止めた?ダメツナがどれだけへたれでも初代ボンゴレの血が入った炎だぞ…」
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雪見大福(プロフ) - 天才ですね!これからも無理せず頑張ってください!楽しみにしてます! (2021年9月24日 22時) (レス) @page8 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く良かったです!。ツナが炭治郎の家族の事件をいつ知るのか等続きが楽しみです!。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。 (2021年8月31日 18時) (レス) id: 11074d0491 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スルメちゃん | 作成日時:2021年5月5日 14時