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黒蜥蜴3 ページ7

敦「気にしなくていいよ。」ニコッ

僕は女の子にそう言ったが、伝わっていないようで、お父さんに通訳して貰った。

男性「君、誰かに電話をするつもりだったンじゃないのかい?」

あぁ、そうだった!
僕は電話ボックスに入り、樋口一葉の電話番号に掛け、武装探偵社に危害を加えるなと伝えた。

電話ボックスを出ると、3人がいた。

男性「君は職場を辞めたのか? その人達の為に。」

会話を聞こえたのか…
只々、僕は頷いた。

男性「俺もね、昔、友人の為に或る会社を辞めて移籍したんだ。そのことに俺は後悔はしていない。」

大切な人だったんだ…

男性「でもね、其処では人に言えないようなことばっかしてた。もう取り返しのことをしてしまったことも有る。」

若い男性の左目に僕が映る。

男性「君はそんなことにはならない。」

そう言って、僕を探偵社の方に押す。


男性「其の様子では未だ、辞職願を出していないんだろ?
そういう物は、3日前に出しておくものだ。」


男性は幼女と少女を連れて僕と反対方向に行こうとした。


敦「待ってください!」

男性「なんだ?」

敦「名前を教えてください!」




男性はキョトンとしたが、すぐに笑みを浮かばせる。




男性「勇叶、藤原勇叶。君とは武装探偵社の先輩に当たる。此れからも修や探偵社を宜しくな。」





藤原勇叶…、!


国木田さんが言ってた凄い人じゃないか!



勇叶「それじゃ、敦くん(、、、)。機会が有れば、また。」

藤原勇叶→←黒蜥蜴2


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作者名:MAOU | 作成日時:2019年5月21日 22時

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