黒蜥蜴2 ページ6
ドッカーン
何処かで爆発音が鳴る
何だ！？
僕は爆発した場所に野次馬に混じった。
モブ「おい、あの噂の黒蜥蜴らしいぞ。」
モブ「マジかよ。ポートマフィアの武闘派の傘下組織で特殊部隊並みの！？」
やはり、武装探偵社を抜けて正解だった。
最後の仕上げをしよう。
僕は白い電話ボックスに入ろうとした。
武装探偵社で受け取った樋口一葉の名刺からポートマフィアに電話するために。
ドンッ
幼女「キャッ！」
3、4歳ぐらいの幼女が走って僕とぶつかって転んでしまった。
女の子は今にも泣き出しそうだった。
男性「すいません！ ウチの娘が。」
少女「Emilia !」
女の子が走ってきた方から、太宰さんと同い年ぐらいの長身の若い男性と小学1年生ぐらいの子が此方に走ってきた。
男性「怪我してないかい、二人とも？」
少女「Emilias Dummkopf!
Es ist gefährlich!」
幼女「Entschuldigung für meine Schwester！」
男性「Zuallererst, entschuldige deinen Bruder hier!」
が、外国語？
よく見れば、男性と小さな女の子は金髪蒼眼だ。それに対して、少女の方は黒い髪に灰色がった目をしており、正直に言って男性に似ていない。
男性は片目に眼帯をしていて、左腕がない。
幼女「ゴメンナサイ…」
幼女に片言の日本語で謝られた。
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作者名：MAOU | 作成日時：2019年5月21日 22時
