名探偵11 ページ23
なゲェわっ!!!
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箕浦「馬鹿なっ! 杉本は俺の部下だ!」
だから、彼は彼女を殺していないと言い張る、箕浦。
しかし、乱歩は彼が彼女を殺したと冷静に言う。
獸「成る程、通常、事件を起こした犯人は野次馬などになってその現場に居たがるが、彼は
乱歩は其れを肯定する。
それでも、箕浦は反論する。
乱歩は杉本に拳銃の弾倉を見せるように言う。
この横浜でも、銃弾や火薬を手に入れるのはとても難しい。
杉本「一般人、拳銃を渡したら減俸処じゃ済みません!((黒金「安心しなさい。」え?」
黒金「彼ら武装探偵社の調査員の資格を持つものは、凖警察的権限が付与されます。故に、彼らに拳銃を渡しても何の咎もありません。」
箕浦は自分の部下が人を殺していないと証明したい。
だが、彼はこの窮地を脱する方法を模索する。
出た答えは
不可能だった。
杉本は乱歩に銃を向ける。
その人差し指を曲げようとする。
太宰「行け、敦くん!」
太宰が敦の背を押す。
敦はその場で機転を利かせ、杉本の腕を後ろに捻る。
勇貴(あのお茶漬けの時に覚えたのかな。)
だが、銃弾は乱歩の方にしっかりと放たれた。
乱歩の顔の前で、弾は静止している。
黒金「危なかったですね。」
やれやれと溜息を吐く、黒金。
彼は乱歩に銃弾が届く前に
彼に止めることが出来たのは、当然である。
彼もまた、異能の恩恵を賜わった存在の一つなのだった。
黒金「殺人容疑及び殺人未遂で逮捕する。君の言い分は署で聞かせて頂く。」
黒金は杉本に慣れた手付きで手錠をかける。
黒金「君にとって、最後に職場になるがな。」
黒金が彼を見る目は、とてもとても冷めていた。
次男坊に質問ダァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!→←名探偵10
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作者名:MAOU | 作成日時:2019年5月21日 22時