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名探偵8 ページ20

獸side

えー、読者の皆様。はじめまして獸です。

俺の目の前の光景が混沌すぎる…
だいぶ人より長生きしてるけど、此れはちょっとね。
太宰の坊主の顔芸が凄すぎる。

亡くなった女性にどうせなら自分とともに死んでほしかったと嘆いている。









黒金 ビュンッ

黒金の鋭い回し蹴りが太宰の坊主の後頭部に直撃した。
コイツは心中や入水等の言葉に敏感である。
むかーし、少々女性とね、、、



太宰「だが、安心し給え! 希代の名探偵が貴方の無念を晴らすだろう!
ですよね、乱歩さん?」

乱歩「残念ながら僕は未だ、依頼を受けてない。」
黒金「すいません、私の部下が石頭でして。」

獸「えーと、そこの私服刑事さん。」
箕浦「何だ?」
獸「貴方の今の考え方では、この女性を殺害した犯人を捕まえることはできない。」

箕浦「何だと!?」
獸「事実だろ? あんた、箕浦だっけ? 警察の仕事は地道な聞き込み〜とか、思ってんだろ?
俺たち、武装探偵社員さん達がこの現場に着いた時からいたんだけどよ。そこに居る、黒い髪の背が高い高校生に指摘されたように、遺体の状態すら監視医が立ち会わなi((黒金「もう其処までにしてやってくれ。獸。」」



箕浦「第一、俺の部下は全員、優秀だ。素人上がりの探偵屋に頼まなくても、事件は解決できる。」


獸/黒金((阿呆))


乱歩「なら、そこの君!」

警官「は、はい!」

乱歩「名前は?」

警官「自分はコロされた山際女史の後輩の杉本巡査であります!」

乱歩「では、杉本くん。この事件を1分以内に解決しなさい!」



勇貴/獸/黒金「「「一般人にそれはあまりに酷だろ!!/でしょ!!」」」

乱歩「君の部下は全員、僕より優秀何だろ? 僕なら、この事件、1分で終わる。」




哀れな巡査に悪魔のタイムカウントが始まる。







俺達はもう犯人を知っているけどな。

名探偵9→←敦くん、三男坊を書きました。


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作者名:MAOU | 作成日時:2019年5月21日 22時

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