21.主人 ページ22
あなたside
7時に仕事が終わって簡単に化粧直しや髪を整えてたらおばあちゃんが、
ば「銀さん来たよ!」
なんて言うから、銀時さんと約束あるなんて言ってないのに…とか、思いながら
「今行きます」
と答え、急いでお店の外へ出た
銀「よっ」
「お待たせしました」
銀「待ってねーよ、今日も繁盛してた?」
「そうですね、新作のイチゴ大福が大人気で」
なんて話してる時に自然と道路側を歩いてくれてる銀時さんを見て少しフワフワした気分になった
銀「ここだな、とりあえず入るか」
「はい!!」
主人「いっらっしゃあい!おう、万事屋の旦那じゃねーか、隣の子は彼女さんかな?」
銀「バカ言ってねーで、席案内しろって」
なんて、しっかり否定もせず、頭を掻きながら笑う銀時さんを見て少し嬉しくなった
主人「今日のオススメはな、今朝取れないばっかの新鮮な魚御膳かな」
銀「ふーん、どうする?」
と言ってメニューを見せてくれた
「せっかくだから、それにしようかな」
銀「じゃあ、その魚御膳2つな」
主人「あいよ!」
主人が厨房へ戻った後
銀「そういえばどうして江戸に引っ越してきたんだ?」
なんて、聞いてきた
「武州から来たんですが、あそこには今誰も知り合いがいなくなってしまって、仲良かった親友もこちらへ来て他界してしまって、お葬式の帰り“一期一会”に出会ったんです
そしたら、昔の自分の夢を思い出してすぐに上京してしまってました」
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作者名:まいのすけ x他1人 | 作成日時:2018年4月19日 21時