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３話目 ページ4
再度登場した"入間くん"と言う単語に、再度会場はざわつき始める。
そして、大勢の注目の的となった青髪の少年＿＿入間は青ざめた顔で壇上へと歩いてくる。
『…それじゃあ、其処の演台の所に立って代表挨拶をして下さい』
入間「…あ、はいッ！」
ステージ上まで来た入間をAが誘導すると、入間は酷く怯えた様子で演台まで向かった。
『…大丈夫か？あの特待生…‥』
ダリ「…‥心配だね、」
そんな教師たちの心配を他所に、入間はいつの間にか演台に置かれていた台本であろうものを手に取り、口を開く。
入間「…‥あべるはぅけ‥」
入間のその言葉で、会場に一気に緊張の糸が貼り巡る。
『……あんの特待生っ…何やって、』
それまで、表情を何一つ変えず司会進行していたAの顔にも、焦りの感情が浮かび上がり、挨拶を止めさせようと一歩踏み出した時＿＿
それを拒む様に何者かがAの腕を掴んだ。
そう、ダリだ。
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作成日時：2023年12月13日 7時
