続き。(放送30回目の) ページ45
『うん。自分から関わりを絶ったら、突然目の前から友達が消えることはないから。』
シ「俺らは、消えねえよ。
自分らからFischer'sに誘っといて、消える訳がねえだろ？」
…そういえば、そうだった。
シルク達が、Fischer'sに入らないか？一緒に遊ばないか？って誘ってきたんだった。
けど…
『けど、アイツらが私にしてるいろんな事を、皆もされるねんで？やから シ「いや、俺らがされることは無い。昨日、俺とマサイで、転校生の奴に言ったんだよ。もうAと関わんなって。」
…そういうことか。今日アイツに何もされず、なんなら男子を止めたのは、そのせいか。
アイツが好きなマサイからの頼み(？)ともなればやめるはずだ。
シ「だから、俺らからの頼み。
もう1回、Fischer'sに戻ってこい。頼む。」
シルクの一言で、皆が頭を下げた。
…ここまでされて、断る人は地球上にいるのだろうか。
『皆がいいなら、私を、もう1度Fischer'sに入れてください。お願いします。』
｢｢｢｢｢｢｢…よっしゃあ！｣｣｣｣｣｣｣
頭を下げていた私の頭の上の方で、そんな声が聞こえた。
頭を上げると、喜びで溢れている顔をしたシルク達と、泣くンダホくん。
ぺ「ンダホ、泣いてね？」
ン「だってえ……。」
それを見て、私の目に映るものが、全部霞んできた。
モ「Aちゃんも泣いてね？」
『…気のせいちゃう？』
シ「よし！後で動画も撮るし、目腫れてたら困るから、ンダホとA、川に入れるぞ！
Fischer'sの儀式だしな！」
…え？
『え、ちょっと待って？今私制服やし、替えの服持ってない…。』
ダ「んなこた知らねぇ！服なら後で誰かの借りろ！」
『無責任すぎん！？』
そうこうしてる間に、皆に持ち上げられていく。
『え!?投げ入れんの!?石とか当たるで!?』
シ「大丈夫、深けえから！」
『そういう問題ちゃう…。』
｢｢｢｢｢｢｢せーのっ！｣｣｣｣｣｣｣
合図と同時に、私の体は宙に浮き、その後、
まだ少しだけぬるさが残る水に包まれた。
水が体に当たって、少し痛い。
上では、皆が私を見て笑っている。
その笑いは、アイツらが私を見て笑うのとは違っていた。
陸に上がろうとした時、隣に高めの水しぶきがたった。
水から上がってきたのはダホくんだった。
水しぶきが少し当たって痛い。
アイツらにも水で濡らされたけど、こっちの方が何倍も楽しいし嬉しかった。
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となしば(プロフ) - 麗香さん» コメントありがとうございます！確かにかなり早い曲ですよねw私も歌っていて呂律が回らなくなる時がありますww (2017年10月20日 13時) (
レス) id: f7513b5d65 (このIDを非表示/違反報告)
麗香 - なんとかドッペルゲンガーという曲私も知ってます。しかし、早すぎて歌えません。 (2017年10月14日 22時) (レス) id: e6a32a966a (このIDを非表示/違反報告)
となしば(プロフ) - 如月梦【ゆめ】さん» ありがとうございます！新作もよろしくお願いします！ (2017年7月22日 18時) (レス) id: f7513b5d65 (このIDを非表示/違反報告)
如月梦【ゆめ】(プロフ) - 続き待ってます！ 新作も待ってます！ (2017年7月22日 18時) (レス) id: 077df6fe8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：となしば | 作成日時：2017年5月21日 12時
