サワヤカ 13 ページ13
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『あの勝利がね〜。笑』
夕食を食べ終えて、部屋に戻る途中に思わず声が漏れる。
勝利と食堂でご飯食べていると、
目をキラキラと輝かせながら俺らに近づいてきた女の子。
入学式の前に廊下で勝利と話しているのをチラッと見て、もしかして勝利に気があるのかなって思っていた子。
そうしたらやっぱり、入学式のときみんながつまらなそうにしている中で、一人目を輝かせながら勝利の挨拶を聞いているのを見て、それを確信した。
少ししか話せなかったけど、少し天然っぽくて誰とでも仲良くできる純粋っぽいイメージを持った。
冷たい勝利に構うことなく、笑顔で話しかけるのすげぇーと思いながら見ていた。
Aちゃんは気付いていなかったみたいだけど、
俺とAちゃんが話しているのを横目に落ち着きがなかった勝利。
本人は平然とご飯食べているつもりだったんだろうけど、勝利といる時間が長い分、イライラしていたのくらい態度でわかる。
そう思っていたら案の定、部屋に戻れと催促されて。笑
中学の時は、自分に近づいてくる女の子ことごとく無視して俺を盾にしていた勝利が、まさか自分から俺を離すなんて、意外すぎてびっくり。笑
まぁ、当の本人は無意識なんだろうけど。笑
なんて考えながら、入り口の自動販売機で飲み物を買っていると、
食堂から出てきた数人の女の子の集団の会話が耳に入ってきた。
「ちょっと、見た？あの子。」
「ほんと、何あれ。勝利くんに馴れ馴れしくするなんて何様のつもり？」
「マジでむかつく。見てなさいよ。」
「うわぁ〜！出た、レナの見てなさいよ。笑
あの子どうするの〜？怖い怖い。笑」
そんなことを言いながら俺の後ろを去っていく子たち。
周りはわからないけど、あのレナって子、俺らと同じ中学の子じゃん。
割と目立ってたから覚えてるけど、なんていうか、女子って怖…。
ってか、あの子ってAちゃんのことだよね？
大丈夫かなぁ…。
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ももみず * - おもしろいです…!!! (2020年1月16日 17時) (
レス) id: 5421e01398 (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» 更新がんばって下さい！((o(^∇^)o))焦らすゆっくり(〃^ー^〃)自分のペースで(〃^ー^〃) (2018年5月8日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
pii(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2018年4月6日 23時) (レス) id: e1c85735ee (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - このお話とても面白くて待ちどうしいので、更新待ってます！ (2018年4月2日 0時) (レス) id: 017c693aab (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - 舞子さん» レナちゃん良いキャラしてますね♪(≧ω≦。)更新がんばって下さい！(〃^ー^〃) (2018年3月4日 17時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞子
| 作成日時：2018年1月19日 23時
