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リビングでちょっと賑やかなティータイムをした後、テヒョンは用事があるので外出した。
TH「Aちゃん、きさらぎに絶対行くから！また会えるの楽しみにしてるね」
人懐っこい笑顔で手を振るテヒョンに、自然と笑みがこぼれた。
「突然お邪魔してごめんなさい。お礼がしたいからぜひ来てね。」
先ほどまで賑やかだったリビングは静けさを取り戻した。
本当に、彼らは同年代とは思えないほど魅力的な存在だった。
きっと、テレビに出ている姿は更にかっこいいんだろうなと、ジョングクを眺めながら思った。
JK「A、そんなに見つめられたら照れるよ」
ジョングクは私の肩に腕を回しながら、側に腰掛けた。
「あのね、今もオーラはあるけど、みんなテレビに出る時はもっとかっこいいんだろうなーっと思ってね」
なかなかテレビを見る機会がない私には、彼らがどれほどの有名人なのかわかっているようであまりわからなかった。
ジョングクは、出会った当初からかっこよくて頼り甲斐のある男性だったけど、これがもっといい男になるのかと思うと、テレビを見るのが少しだけ怖くなった。
JK「もしかしてA、テレビないの？」
「うん。」
帰ったらゆっくりお風呂に入って、ホットミルクティーを飲みながら好きな本を読み、ふかふかのベッドで眠りにつくのが日課だから、テレビのない生活も結構満喫していた。
JK「Aらしいというか、でもテレビあったらあったでいいと思うよ。俺がいいの探しとく」
そう言ってスマホを開いたジョングクの手首を掴んだ。
「待って！その、気持ちは嬉しいんだけどね…これ以上あなたに惚れたら大変だから、テレビはいらないよ」
今以上に好きになってしまったら、きっと私は彼無しでは生きられない。
ジョングクの手首を掴んでいた手が、いつのまにか彼の手に包まれていた。
JK「もっと、惚れて…A、怖がらなくていいんだよ。もっと俺を、好きになって」
透き通った黒い瞳が、私を映し出す。
絡められた指が、私の手を強く握りしめる。
ゆっくりと、触れるようにされた口付けは、次第に深くなっていく。
息ができないくらい、私を求めるようなキスに酔いしれた。
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ゆき(プロフ) - 共感していただいて嬉しく思います。私もトンイが大好きなので、ついつい話に織り込んでしまいました。コメント頂き、ありがとうございます(^^) (2018年8月6日 7時) (
レス) id: 62b0c80745 (このIDを非表示/違反報告)
しずく より(プロフ) - 初コメ失礼します！トンイすっごい好きなんですけど、周りに好きな人がいないのでお話中に出てきてて勝手に喜んでます(((( (2018年8月6日 3時) (レス) id: 8a59c88b0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年6月27日 22時
