検索窓
今日:22 hit、昨日:38 hit、合計:7,463 hit

ページ26

*





『え、他のとこに……?』




「うん、もうちょっと向こうの方に遊びに行きたいなーと思って……」




「駄目かな?」




『うーん………』




あんまりお城から離れると帰るのが遅くなっちゃうから危ないかもしれない………



でも、早めに帰れば大丈夫かな……?




『うん、いいよ!!お手玉も沢山練習しよっ』



「やったー!!」



「じゃあ、あっちに行こ!」




みんなが向こうの空き地に走って行った。
その姿を後ろから見てたその時に、みやこちゃんが口を開いた




みやこ「………Aちゃんって、」





『ん??』





みやこ「なにか私達に隠してることがあるでしょ」





『っ!!?』





みやこ「やっぱり、そうだと思った」





『な、なんで………』





みやこ「私達と遊んでる時に考え込んでることが多かったからかな」





『そっか………えっと、なんと言ったらいいか……』





流石に自分のことは友達でも言えない……
本当のことを言いたいけど言ったらお母様やお父様に怒られちゃう。





みやこ「、言いたくなかったら無理に話さなくても大丈夫だよ(ニコッ」





『う、うん………話せなくてごめんね。』





みやこ「大丈夫だよ、誰だって秘密が付き物だもん」





『そっか、でもいつか話せたら話したいな……“このお手玉に誓って“!!』





ツギハギに縫われたお手玉をグッとみやこちゃんの前に出した





みやこ「アハハッお手玉さんにお願いしようかな?」





『えへへ、いいと思うよ!』





その会話が今でも記憶に残っている



もうみやこちゃん達と会って、ちゃんと話すのがこれで最後なんて思ってなかったんだ___










『あ、ごめんね。そろそろ帰らないといけなくて……』




「あれ、まだ日が暮れてないよ?」




『ちょっと、今日は用事があって……』




「そっか、また遊ぼうねー!!」




「木の下でいつでも待ってるから〜」




『うん、またねー!』




「「「バイバーイ!!」」」




みんなとお別れした後に今日来た道を戻って行った。




後ろからの影に全く気付かずに







???「ふーん……ヒヒヒッ………」







多少お城と距離があったから着くのに時間がかかった。





…………





『ふぅ〜……裏門にやっと着いた、、、』








「Aさん」






ビクッ!……






前を見上げるとよく知ってる声が聞こえた






『お、お母様………』

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
設定タグ:RKRN , 忍たま , 四年生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。